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教育委員会だより

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岐阜県笠松町

■羽島郡のキッズウィーク
羽島郡内の小中学校では、休日ならではの豊かな体験や家族や地域とふれあうことを目指し、10月5日(土)~10月14日(月)まで「キッズウィーク」を実施しました。
令和5年度のキッズウィークに関するアンケートでは、この機会に保護者も計画的に休みを取ったという記述が多くありました。家族で出かけたり、地域でも楽しいイベントがたくさんあったりして、有意義に過ごすことができたという回答も多くありました。令和6年度もキッズウィークを充実させるために、郡内で様々な活動が行われました。
羽島郡スポーツ推進委員協議会が主催して、「羽島郡健康ウォーク強化day」が開催されました。今年度は、スタート地点を「みなと公園」からと、「木曽川堤防道路トンボ天国入り口」からの2か所に増やし、より多くの方が参加しやすいようにしました。運営スタッフとして郡内の中学生がボランティアとして参加し、地域の皆様とかかわり、つながるきっかけとなりました。
笠松中央交流センターでは、世代の壁を越えて、子どもから大人までみんなが楽しく交流できるイベントとして、「かさまーる~あつまーる・つながーる~」を実施しました。岐阜工業高等学校の生徒たちが、課題研究を通して笠松町のよさを発信したいと考え、工業高校の特色を生かした体験活動や地域の方が講師のワークショップなどの企画運営を行い、大盛況でした。
岐南町では、今年度より、岐阜女子高等学校とのコラボレーション企画として、ダンス教室と親子料理教室を開講しました。参加者からは「地元で採れた野菜を使い、おいしいピザを作り食べることができた」「普段は来ることのない高校に来て活動することができて新鮮だった」という声が上がりました。
キッズウィークのねらいの一つである「家族とのふれあいを増やす」ことも充実感につながりますが、地域の人々や文化とかかわりをもつことや、普段は時間に追われてなかなかできない自分の好きなことに時間を使うことも、子どもたちにとっては充実感につながったのではないでしょうか。

■「立志塾」はよりよい学校づくりにつながる取り組みを支援します
羽島郡二町教育委員会では、児童会・生徒会で活躍したいと願う小中学生32名が参加する「立志塾」を開催しています。
第1回研修会は、岐阜県教育委員会義務教育総括監の青木孝憲様から「よりよい未来とは、どんな未来なのか?」という問いから、一人一人のもつ志や夢、希望、それらの実現に向けたリーダーの役割を事例検証やグループワークを通じて学びました。
第2回研修会は高山で行いました。飛騨・世界生活文化センター統括の六角裕治様から、「地域を拠点にした探究学習の進め方」、「リーダーの立ち居振る舞い」を学びました。午後は高山の陣屋や古い街並みをグループで見学しました。
現在は、各学校で自校の課題を焦点化し、取組・評価の計画をしています。その後、全体での研修会、各校の連携会議の過程で、各校の「よりよい学校(町)を目指して~私たちの学校(町)のよさ・現状をふまえた取組」が実施されます。
立志塾で育ったリーダーが起点となり、よりよい機運が学校に醸成されることを期待します。

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