■「あこがれのNゲージ展」
鉄道模型の規格は大まかに6種類あり、軌間(レール幅)の小さいサイズからZゲージ(軌間6.5mm)、Nゲージ(9mm)、TTゲージ(12mm)、HOゲージ(16.5mm)、Oゲージ(32mm)、一番大きいものがGゲージ(45mm)です。
日本で人気があり、最も普及しているのはNゲージで、レール幅が9mmであることから9(Nine)の頭文字を取って「Nゲージ」と呼ばれています。
1つの車両の大きさが縮尺約1/150で、11~15cm程度と小さいため、畳1枚のスペースでも無理なく走らせて楽しむ事ができ、販売されている車両が多く価格の幅も広いため、初心者でも気軽に始められる事が大きな魅力となっています。
海外では中間的なサイズのHOゲージが主流で人気があります。「Oゲージのほぼ半分(Half)」という意味で、この名称となりました。
1つの車両の大きさが縮尺1/87(又は1/80)で、24~30cm程度あるため、Nゲージより価格は高くなりますが、大きい分迫力があり細かなパーツが精巧に再現されているので見ごたえがあります。
歴史未来館では、笠松町の在住・在勤者の方のコレクションをお借りして、今年の夏休み期間にNゲージ、来年の夏休みにHOゲージを中心にした企画展を開催します。
鉄道模型や懐かしい鉄道車両の写真等を多数展示し、今はない「東笠松」と入った駅名看板、竹鼻線の江吉良-大須間が営業廃止された際に使用された行き先表示板、各務原線の名古屋~岐阜間の直通がなくなったため消えた「犬山経由新岐阜」の行き先表示板等のレア品も展示します。
また、鉄道模型サークル「ぎふトレ」の皆さんの協力を得て、子どもたちがジオラマの中を走る車両を操作する運転会も4日間開催します。この機会にお誘い合わせの上ぜひご来館ください。
問合せ:歴史未来館
【電話】388-0161
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