■みのかも里山環境保全隊
皆さんは、「みのかも里山環境保全隊(以下、保全隊)」をご存じですか。市職員を中心に、有志で集まった人たちで構成されたこの団体は、オレンジ色のつなぎ服を着て市内の里山を整備する活動を行っています。
まだ暑さが続く夏の終わりごろ、保全隊は文化の森のそばにある太郎洞池の西側を整備しました。ここには市のクアオルト健康ウオーキングコースの一つ「逍遙(しょうよう)コース」に設定されている歩道があり、道の脇で繁茂するツタやササなどを除草。草でうっそうとしていた道が歩きやすくなりました。秋のさわやかな空気や鳥のさえずりに包まれながら、森林の中の散歩をお楽しみいただければと思います。
また、整備されたことで足元に落ちている木の実なども見つけやすくなっていますので、これからの時期は自然の素材を使った作品作りを楽しむこともできます。ただし、夢中になって木の実を拾っているうちに、私有地などへ立ち入らないようご注意くださいね。
里山は手入れをしないと、あっという間に草やタケ、木が生い茂り、散歩どころか、立ち入ることすらできなくなってしまいます。市の美しい里山を守り、皆さんが安全に里山を歩けるよう、今後も保全隊は活動を続けていきますので、よろしくお願いします。
問合せ:農林課里山再生係
【電話】内線331
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