[Books]今月のおすすめ図書

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■一般書　これまでの経済で無視されてきた数々のアイデアの話
カトリーン・キラス=マルサル/著
山本真麻(やまもとまあさ)/訳
河出書房新社
ジャーナリストの著者は、スーツケースのキャスターやガソリン車を例に挙げ、ジェンダーという固定観念がなければ、社会の発展と製品開発はもっと違っていたと語ります。
本書は、そんな新たな視点を記した画期的イノベーション史です。

■一般書　たった3分間のすごい世界―美しい写真でたどる科学の教養―
大崎章弘(おおさきあきひろ)/監修
えほんの杜
カップ麺を待つ間に、地球上ではドラム缶約67.5缶分の食料が廃棄され、地球の氷床は、エジプトのギザの大ピラミッド6個分が溶け出すことをご存じですか。本書は、3分間に起こるさまざまな事象を科学的に解説した、興味深い1冊です。

■児童書　ぼくのじゃがいも
ジョシュ・レイシー/作
モモコ・アベ/絵
みやさかひろみ/訳
こぐま社
ペットが欲しくてたまらないアルバートにパパがプレゼントしてくれたのは、なんと「じゃがいも」。じゃがいもなんてペットじゃない、と思っていたけれど…。アルバートのひたむきにかわいがる様子やその後の展開に注目してご覧ください。

■児童書　世界でいちばんリクエストのおおいくつ屋さん
十河孝男(そごうたかお)・十河ヒロ子(そごうひろこ)/文
本田亮(ほんだりょう)/絵
合同出版
ある日、幼なじみから「転びにくいくつを作ってほしい」と頼まれた十河さん。戸惑いながらもようやく完成させたのですが、なんだが浮かない様子です…。「誰ひとり取り残さない靴」を目指している靴屋さんの実話からできた絵本です。

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