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《特集》令和5年度 予算(2)

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岐阜県美濃加茂市

■「孫子の代まで住み続けられるまち」7つの重点テーマ
未来を見据えたときに、「現時点での課題」や「今やらなければならないこと」がどんなことなのかといった視点や、第6次総合計画に掲げる施策を引き続き実施するため、7つの重点テーマに沿った事業を展開します。

◆重点テーマ1. 子育て環境の充実
(1)おむつなどの無料配布と配達時の声掛けを実施
子育て家庭の負担軽減と子育て中の悩みや不安を解消
▽おむつなどの配布と配送時の声掛け業務…587万円
4カ月検診と1歳6カ月検診時に、おむつや離乳食、知育玩具(おもちゃ)など希望される品を自宅に配送します。配送時には、困り事がないかを確認するなど物心両面から支援を行います。
(乳幼児健康診査事業 健康課)

(2)スクールカウンセラーの拡充配置
不登校児童・生徒およびその保護者に寄り添う支援
▽スクールカウンセラー謝礼…126万円
スクールカウンセラー(臨床心理士)によるカウンセリング体制を拡充します。継続的なカウンセリングを行うことで、不登校児童生徒やその保護者に寄り添う支援を行います。
(教育センター運営事業 学校教育課)

(3)市内企業のイクボス育成を推進
社員のワークライフバランスを重視する市内企業を増やします
▽市内企業向けイクボスセミナーなどの開催…60万円
市内企業経営者、管理職、または希望する人を対象に、現代の子育て事情を理解し、育児に時間を割くことに理解を示す「イクボス育成」を推進します。
(女性活躍推進事業 ひとづくり課)

(4)神明森山線の自転車と歩行者エリアを区分
歩道の自転車と歩行者の安全な通行の確保に向けて設計に着手
▽神明森山線自転車歩行者道詳細設計委託料…315万円
小さな児童から、自転車通学の生徒で混在している「神明森山線」の歩道について、自転車道と歩行者道を分離する整備に着手し、児童・生徒が安心して通学できる環境を整えます。
(道路施設補修点検事業 土木課)

◆重点テーマ2. 特色ある保育・教育の実施
(1)子どもの心と体を育む里山保育の実施
里山保育に精通した保育士を育成し保育を充実
▽里山保育士養成研修、自然体験活動の実施…260万円
里山をはじめとした自然環境の中で、遊びを通じて、子どもたちの創造力や観察力などを幼少期に習得してもらうため、子どもの心と体を育む里山保育を実施します。
(里山保育事業 こども未来課)

(2)若者を対象としたプログラミング教育など
デジタル技術に触れる機会を創出
▽先端技術・プログラミング体験講座…100万円
若い世代に、デジタル技術への関心を高めるため、市内企業の先端技術に触れる機会の創出やプログラミング講座を開催し、若者の将来の選択肢を増やすきっかけを提供します。
(若者デジタル人材育成事業 ひとづくり課)

◆重点テーマ3. デジタルを活用した豊かな暮らし
(1)市役所に2人のDX(ディーエックス)専門人材を配置
地域活性化起業人制度の活用による自治体DXの推進
▽デジタル人材受け入れに伴う負担金…1950万円
業務の効率化、あるいは住民サービスの向上を図るため、総務省の「地域活性化起業人制度」を活用し、民間企業からデジタル専門人材を2人受け入れ、自治体DXの推進を図ります。
(自治体DX推進事業 自治体DX推進室)

(2)窓口相談オンラインシステムの実証実験
連絡所などから本庁舎職員とつなぐ手続き相談のシステム
▽出先機関オンライン化対応システム実験費…381万円
市役所に出向くことなく、連絡所などの出先機関から、本庁舎の職員とオンラインで相談などができるシステムを導入し、皆さんの利便性向上を図るための実証実験を行います。
(自治体DX推進事業 自治体DX推進室)

(3)デジタルを活用し子育て環境を便利に
園児の出欠連絡や保育園からの連絡受け取りをスマホアプリで
▽保護者と保育園との相互連絡システム利用料…80万円
スマートフォンを使い、保育園から保護者へのお知らせや、保護者からの欠席、遅刻連絡、子どもの健康状態把握などの相互連絡システムを活用し、保護者の負担軽減を図ります。
(公立保育園施設管理運営事業 こども未来課)

(4)デジタルを活用したプッシュ型情報発信
個人の状況にあわせた子育てアドバイスをスマートフォンで受信
▽子育て支援情報発信委託料…130万円
妊娠期から子どもが3歳になるまでの約4年間、テキストメッセージや市からのお知らせを発信するなど、つながり続けるセーフティネットとして情報発信を行います。
複数の専門家が制作監修したテキストメッセージを市の情報と組み合わせて配信することで、保護者の不安軽減や知識向上につなげて、保護者の社会的孤立を防ぎ、子どもの虐待を未然に防止します。
(子育て支援事業 子育て支援課)

(5)市民の声をより簡単に投稿
SNSを活用することで市民の声を気軽に市政へ届ける
▽デジタルサービスシステム利用料…214万円
市民の皆さんの市政に対するご意見を、より市政運営に反映できるよう気軽に投稿ができるサービスを開始します。
(広聴推進事業 企画課)

(6)スマートフォンからオンライン申請・手続き
検診などの申し込み手続きがSNSで
▽デジタルサービスシステム利用料…214万円
検診などの申し込み手続きなど、市役所への申請・手続きができるオンライン申請サービスを拡張します。
(広聴推進事業 企画課)

◆重点テーマ4. 里山資源の活用
(1)里山を体感できる空間が新たに誕生
古民家(旧櫻井邸)を里山資源活用拠点へ
▽古民家修繕工事(委託料、工事費)…4681万円
伝統的な建築や意匠が残る、伊深町の「旧櫻井(さくらい)邸」を、里山資源活用拠点として整備し、里山を体感できる空間を創り出します。
(古民家活用交流促進事業 まちづくり課)

(2)誕生のお祝いに地元産木製品をプレゼント
初めての木と触れ合う機会を創出
▽里山資源活用木製品製作…150万円
美濃加茂市で生まれた赤ちゃんへ、初めて木と触れ合う機会として、木製品の小物をプレゼントすることで、市の自然の豊かさを感じ、里山に触れてもらうきっかけをつくります。
(里山活用事業 農林課)

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