住ま居る日記

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■新しい住宅すごろく
今回は、下のイラスト(本紙参照)の「結婚・出産など」に関連したお話です。
「住宅すごろく」という言葉をご存じですか。戦後日本社会における人々の住み替えや住居移動の諸相をすごろくゲームに見立てたもので、「夢のマイホーム」という言葉があるように、かつては、庭付き一戸建てのマイホームを持つことが「住宅すごろく」のゴールでした。しかしゴールは時代とともに変化し、現在では「夢のマイホーム」が、空き家予備軍だと問題視されています。それは、子どもが独立した後の余生を過ごすとき、そのマイホームに「資産価値」が残っておらず、身動きが取れなくなる可能性があるからです。
これまでの時代で当たり前だった「住宅すごろく」のゴールを、今の時代に合わせ、若い世代に引き継ぐことができる環境を整えていく必要があります。
多様化する現代における「住み方」は、「これが理想である」というように断言できるものはありません。一人一人、理想とするライフスタイルが異なるのと同じく、そのライフスタイルに基づいた「住み方」を考えていきましょう。

◆『家』について考えるきっかけとなる人生の出来事の例
・結婚、出産など
・子どもが学校へ通う
・働き方や暮らし方を考える
・両親が施設入所し実家が空き家に
・両親が亡くなり家を相続
・自分の終活を始める

問合せ：都市計画課
【電話】内線254