みのかも里山日記

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■みのかもローゼル振興会が設立されました
4月12日に設立された「みのかもローゼル振興会」をご存じですか。市内で栽培された「ハイビスカスローゼル」という植物を、「みのかもローゼル」の名で市産品として育てることを目標に活動されている団体です。
この植物は、ポリフェノールやビタミンCなどの栄養価が高く、栽培が比較的容易なこともあり、8年ほど前から市内で栽培が始まりました。今では収穫量も増え、秋にぎふ清流里山公園でローゼル祭りや収穫体験が開催されるなど、その良さが広まってきています。
同振興会では、環境保全型循環農業を広く推進し、里山の環境保全と持続可能な社会構築を目指し、ローゼルの栽培において、無農薬での栽培や、給食センターなどから出た食べかすを原料とした有機肥料を使うことを推進しています。また、農業と福祉が連携した農福連携事業としての潜在能力も高いローゼル栽培は、さまざまな企業や団体、まちづくり協議会などが注目しており、今後も社会問題の解決の糸口となることが期待されています。
爽やかな酸味と美しい紅色が特徴のローゼルは、お茶やジャム、漬物などさまざまな食べ方が考案されています。今後、市の特産品として、大きく育っていくといいですね。

問合せ：農林課里山再生係
【電話】内線331