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新庁舎整備情報

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岐阜県美濃加茂市

■庁内検討部会を開催しています
4月から、市では新たに「新庁舎整備プロジェクト庁内検討部会」を立ち上げました。これは、新庁舎整備における「現時点での市の考え方」を整理するためのもので、係長・課長補佐級の市職員6人に加え、民間の視点を取り入れるため、今年度、民間企業から出向していただいている2人の職員を含む計8人で構成された組織です。
ところで、「現時点での市の考え方」とは一体何でしょうか。
市では、去年までの検証を通じて、市民の皆さんと合意形成ができなかった理由の一つとして、市民の皆さんに正しく検討していただくための情報提供が不足していたことを検証結果として結論づけました。そして、その反省からの改善策として、「正しい情報を提供すること」を、今後に必要な進め方として定めています。そのことが、今回ご紹介する「現時点での市の考え方」につながります。
新庁舎整備には、市の財源や防災に対してなど、さまざまな角度での考え方があります。あくまで一例にすぎませんが、新庁舎の建設費用をいくらまでにするのか、新庁舎にどんな防災機能を設けるのかなど、これらの視点に対し、市が責任を持って市民の皆さんからご意見をいただくため、市としての新庁舎に関する「現時点での考え方」を改めて整理する必要があると考えています。
そしてこの考え方は、市が主導するのではなく、市民の皆さんと一緒に考えていくものでもあります。
それは、新庁舎の建設には多くの費用が必要となり、そこで使われるのは皆さんから受け取った貴重な税金であるからです。
市の事業でお金がかかるのは、新庁舎のことだけではありません。しかし、お金を使う以上は「なぜお金のかかる新庁舎を建てる必要があるのか」「いくらくらいが新庁舎の整備費用として適切と考えるのか」といった市の考えを、皆さんに正しくお伝えする必要があります。
もちろん、これらの考えが絶対ということではありません。皆さんにご検討いただく一助としてや、対話の核として、現時点での市の考えや計画、方針などがどのようなものであるかをまとめておくことが大切だと考えているのです。
このような理由から、庁内検討部会では各課としての考え方や各種計画との関係など、さまざまな議論を行っています。
そしてこれらの情報は、今後開催を予定している市民の皆さんとのワークショップ(本号折り込みチラシ)や市民アンケートなどで、活用していきたいと考えています。

※新庁舎整備情報ポータルサイトは、本誌掲載の二次元コードからご覧いただけます

問合せ:新庁舎整備推進課
【電話】内線246

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