■「山の日(8月11日)」をきっかけに考えてみる
「山の日」は、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」という趣旨で、平成28年から施行された国民の祝日です。
日本の国土は約7割が森林ですが、岐阜県においては約8割が森林であり、その森林率は全国第2位という「森林大国」であることをご存じですか。
森林には、生き物を守ることや地球温暖化を防ぐことをはじめ、水を蓄えて山崩れを防いだり、資源を生み出したりするほか、快適な生活環境をつくり、安らぎや癒しを与えるなどの大きな役割があります。
これらの役割が発揮されるためには、手をかけて森林を整備すること…整備する人の存在が不可欠です。
普段、森林を整備する人を目にする機会は多くないかもしれませんが、市内の森林も多くの人の手によって整備され、維持されています。
令和6年度からは「森林環境税」の徴収がはじまり、集められた資金は、各市町村の森林整備や普及活動に役立てられます。「山の日」をきっかけに、森林や森林に関わる人への関心を持っていただけたらと思います。
問合せ:農林課里山再生係
【電話】内線331
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