◆リースバックは慎重に
自宅を不動産業者に売却し、同時に賃貸契約を結んで家賃を払いながら同じ家に住み続ける「リースバック」という不動産取引があります。
同じ家に住みながら、売却で得た現金を有効に活用できるメリットがありますが、リースバックで結んだ賃貸借契約は、期間が定められる場合も多く、ずっと住み続けられる保証はありません。
家賃が相場より高額に設定されることや、契約更新時に家賃が値上げされることもあり、さらに契約が成立すれば、無条件では解除できません。
内容がよく分からないまま、自宅の売却契約をしないようにしましょう。
「リースバック」の形態で不動産取引をする場合は、メリットだけでなく、デメリットや仕組みもしっかりと理解し、契約する前に家族などの信頼できる人に相談しましょう。
問合せ:広域消費生活相談室
【電話】188(消費者ホットライン)
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