[house]住ま居る日記

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◆専門家による中立的な評価
今回は、下のイラスト(本紙参照)の「結婚・出産など」「自分の終活を始める」に関連したお話をご紹介します。
前回までのコラムで、住宅の購入には各専門家の力を借りて、さまざまなリスクを専門家の見地によって認識することの重要性と、そのポイントについてご紹介しました。この専門家による助言を「住宅診断(ホームインスペクション)」と言います。
アメリカでは州によって異なりますが、不動産取引全体の7～9割は、住宅診断を実施してからの購入が常識となっており、近年の日本でも、その常識が急速に普及し始めています。
「住宅診断」の良さは、その結果をもとに、購入者が物件の価格や修繕の交渉を行うことができるということです。将来の費用やリスクを考慮して、購入の意思決定ができることが大きな魅力であると同時に、売り手側も、状況を正直に開示することで購入者との信頼関係を築くことができます。
これから家を購入したいと思っている人はもちろん、現在、住宅を所有している人も「我が家の住宅診断」に注目してみてはいかがでしょうか。

▽『家』について考えるきっかけとなる人生の出来事の例
・結婚・出産など
・子どもが学校へ通う
・働き方や暮らし方を考える
・両親が施設入所し実家が空き家に
・両親が亡くなり家を相続
・自分の終活を始める

問合せ：都市計画課住宅政策係
【電話】内線254