編集後記

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■小さな山との思い出
私が通っていた小学校では、校庭の奥に山がありました。山と言っても大人になった今では小高い丘のように感じるものですが、小学生の当時は頂上まで登ることは大変で、道なき道を必死になって登っていた記憶があります。　
それでもこの山に夢中になれたのは、校庭では絶対に体験できない自然の魅力がたくさんあったからでした。ロープを使って坂道を登ったり、落ちてくるドングリを集めたり…。卒業してかなりの年数が経ちますが、学校のホームページを見ると、今でも在校生たちが楽しく遊んだり、地域の人と一緒に大切に整備したりする様子がうかがえ、私も当時頑張って整備をした記憶がよみがえってきます。　
あの頃の経験は、私に自然の中で遊ぶ楽しさを教えてくれました。今を生きる子どもたちにも、自然と触れ合う体験を通して見聞を広げ、すくすくと大きくなっていってほしいと願うばかりです。(明)