子育てが始まると、授乳、抱っこといったスキンシップが増え、子どもはそれを受け止めて親への愛情を大きくしていきます。卒乳したりオムツが外れたりするとスキンシップは少し減りますが、その代わりに手をつないでお出かけができるようになります。
不思議なもので、手をつないで歩くと、顔を見なくても相手の表情が分かり会話も進みますね。
園では散歩などに出かける時、友達と手をつなぎます。手をつないで歩くということは、相手の歩調や動きを見て、考えて動かなければなりません。手をつないで歩くことで、相手を思いやれる行動が身に付き、子ども同士の会話も弾みます。
これは、子どもの社会性や協調性を育てる初めの一歩で、集団生活に馴染むためにも大切なことです。親子で手をつなぐことは、親の愛情を感じることができ、子どもの気持ちを落ち着かせることにも役立ちます。
子どもと手をつなぐことにタイムリミットはありません。子どもが望む限り、手をつないでみましょう。
問合せ:こども未来課
【電話】28-1131
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