■災害から見えたこと
元日に発生した令和6年能登半島地震によって、地震の恐ろしさはもちろんのこと、「災害はいつ起きるかわからない」ということを私自身、改めて実感させられました。
私は石川県で大学時代を過ごしていたので、現在も多くの友人が石川県にいます。安否確認のために連絡を取り、無事を確認するとともに今回の地震の揺れのすさまじさや液状化の様子などを聞くことができました。安否確認や状況の把握がすぐできるようになったのは、デジタル化が進んだおかげだと思います。
一方、SNS上では、過去の映像を流したり実際にはない地名で支援を呼び掛けたりするなど、事実とは異なる情報(フェイクニュース)が飛び交い、発生当時からこうした情報にも驚かされています。
デジタル化には良し悪しがあります。今回の経験から、正しい情報を、どの媒体を使って得るべきか、今一度見直したいと思いました。(映)
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