■子どもはやりとりの中で育つ
赤ちゃんの笑顔はとても愛おしく、いつまで見ていても飽きることはありませんね。生後2カ月頃までの笑顔は「新生児微笑」と言われ、反射により起こるほほえみです。生後3カ月頃からの笑顔は「社会的微笑」と言われ、関わってくれる両親などに赤ちゃんが意識的に見せる笑顔となります。
一説に「新生児微笑」とは、周りの大人に関わってもらうために持って生まれた反射であり、両親との間で成長していくために必要な関係を築くためにあるものだと言われています。
親子のやりとりの中で、言葉の発達が促されることや、オムツ替えから始まるやりとりの中でトイレなどの身辺自立が促されること、家族との触れ合いなどで体を使ったやりとりの中で運動発達が促されていくことや、言葉による社会性を学んでいくことなどを考えると、子どもの成長には、周りとの関わりや、やりとりが何よりも大切なことが分かります。
赤ちゃんは生まれてすぐ「新生児微笑」で「関わって育ててね」「やりとりして育ててね」のサインを出しています。両親だけでなく、子どもに関わる人全員で声を掛け、やりとりに参加することで、子どもの健やかな成長を応援していきませんか。
問合せ:子育て支援課(カナリヤの家)
【電話】25-1260
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