[Books]今月のおすすめ図書

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■[一般書]明治の海を照らす―灯台とお雇い外国人ブラントン―
稲生淳(いなぶじゅん)/著
七月社
ブラントンは、明治初期の日本に灯台26基・灯船2隻を建設した人物です。当時、灯台建設の技術を持たない日本に技術者として来日した彼は、日本の役人たちと衝突を繰り返しながらも灯台を建設していきました。
日本の開国を知る1冊です。

■[一般書]王の綽名
佐藤賢一(さとうけんいち)/著
日本経済新聞出版
ヨーロッパの王は同じ名前ばかりで区別がつきません。そこで綽名(あだな)が付けられました。その名は見た目や性格など、当時の国情や世相を表しています。本書は55人の王につけられた綽名から、ヨーロッパの成り立ちや関係性がわかる1冊です。

■[児童書]動物園の24時間
ラン・クック/作
ステイシー・トーマス/絵
竹内薫(たけうちかおる)/訳・監修
小学館
動物のエサやりや健康診断、子育てのお手伝いをはじめ、動物のフンを使った発電や、3Dプリントを活用した怪我の治療など、イギリスのチェスター動物園で行われている最新の情報が紹介された、動物園の裏側が楽しく学べる1冊です。

■[児童書]わたしのすみか
イザベル・シムレール/文・絵
石津ちひろ(いしづちひろ)/訳
岩波書店
くちばしで葉を縫い合わせて巣をつくるオナガサイホウチョウや粘土で摩天楼を築きあげるシロアリ、砂のソファでくつろぐタコなど、27種の生き物たちの知恵と工夫に満ちた家が紹介され、そこで暮らす生き物になった気分が味わえる絵本です。

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