◆節目で、まちを学ぶ
令和6年度がスタートして早くも2カ月が過ぎました。今年度は、市制施行70周年やダボ・リージョンとの姉妹都市提携35周年、そして本号の特集でも紹介した第20回となる坪内逍遙大賞の受賞者の発表があるなど、節目となる事業が多くあります。
こうした節目の年には、自分が住んでいるまちの足跡や魅力を学び直す機会が増えると感じています。市制施行70周年をきっかけに、市の成り立ちを知り、70年という年月の中で、なぜ姉妹都市連携が始まったのかなど、当時の社会の流れも知ることができました。また、日ごろ文学や演劇に触れる機会も少ない私でも、改めて逍遙博士の功績を学ぶことができました。
日々、まちの足跡などに思いを馳(は)せることは難しいですが、こうした節目の年に自分が住むまちに関心を持ってみると、まちのことをもっと好きになるきっかけになるかもしれませんよ。(映)
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