Books 今月のおすすめ図書

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■一般書　国境の人　間宮林蔵
髙橋大輔(たかはしだいすけ)/著
草思社
「間宮海峡」発見者の間宮林蔵。幕命を受け北方調査に出掛けた彼は、生涯に渡って異国との交易や外交の地に関わっていました。探検家である著者が実際に林蔵の足跡をたどり、彼の生涯を追います。伝記でもあり、探検記としても楽しめます。

■一般書　殺人は容易ではない　―アガサ・クリスティーの法科学―
カーラ・ヴァレンタイン/著
久保美代子(くぼみよこ)/訳
化学同人
クリスティーの描く犯罪は実際に行えるのか。戦時中看護師や薬剤師をし、法科学的知識を持っていた彼女の作品を、解剖病理技師である著者が、最新の法医学から分析します。ミステリー好きだけでなく、法医学的にも興味の湧く1冊です。

■児童書　―億万長者も知らない!?―　お金のびっくり事典
中村浩訳(なかむらひろのぶ)/文
ポプラ社
偽札防止の技術をはじめ、お札の肖像や図柄にまつわる話、日本や外国のお金の歴史など、お金に関する知識が、楽しく愉快なイラストや写真とともに紹介されています。来月の新紙幣の発行を前に、「お金」について学んでみませんか。

■児童書　やってみた!研究　―イグノーベル賞―
五十嵐杏南(いがらしあんな)/著
東京書店
日本人も多数受賞している、イグノーベル賞という賞をご存じですか。その内容は「なんでこんな研究やったの!?」と思うようなユーモアにあふれたものばかり。本書では、笑える、だけど考えさせられる、世界のオモシロ研究82本が紹介されています。

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