文字サイズ
自治体の皆さまへ

[特集]美濃加茂市消防団 不変と変遷(2)

5/55

岐阜県美濃加茂市

■消防団員の声 01
▽ヒーローのような一面も持つ消防団
美濃加茂市消防団 第3分団(山之上地区) 
西田 英之(にしだひでゆき)さん
(団歴:3年目)

結婚を機に、県外から山之上町に引っ越して来ました。消防団の存在は知っていて、地域を知ったり親睦を深めたりできるかなと思い、入団を決めました。
消防団には厳しいイメージを持っていましたが、実際には上下関係も気にするほどではなく、訓練などは家庭に大きな影響を与えない範囲で参加できています。防災訓練の際、第3分団では、団員が各地区に分かれ、集まった人に直接防災に必要な知識や器具の使い方の説明を行うので、地域の皆さんに消防団員であると知ってもらえるきっかけにもなりました。
先日、消防団活動の一環で、子どもの通うこども園で、子どもたちにホースやノズルの説明、一緒にバケツリレーなどを行う消防体験を実施しました。消防車に乗って登場してくる姿を〝地域を守るヒーロー″のように子どもたちが見てくれたことは、消防団員でしか体験できないことなので、とても貴重な経験になりました。

■消防団員の声 02
▽入団前のイメージとのギャップに驚きました
美濃加茂市消防団 第2分団(古井地区) 
畑佐 有哉(はたさゆうや)さん
(団歴:1年目)

実家が富加町で、消防団の存在を割と身近に感じていたこともあり、結婚して美濃加茂市に住むと決まったとき、絶対に消防団に入ろうと決めていました。周りからは驚かれますが、引っ越してきてすぐに近所に住む消防団経験者のお宅を訪ね、入団するにはどうしたらいいのかを相談し、立候補して第2分団に入団しました。比較的体が動く、若いうちに経験しておきたいという気持ちもありましたね。
「美濃加茂市消防団は厳しい」と聞いていたので、正直不安でした。しかし、操法大会に向けた訓練日数もさほど多くはなく、災害を想定した実践的な訓練もあることから、「消防団は操法大会」のイメージではなく、「有事の際に、大切な家族や地域を守るために必要となる技術や知識を学べるもの」と思うようになりました。訓練や火災などの出動手当てが支給されることもあり、家族の理解を得ながら、仲間たちと楽しく活動ができています。


◆地域に安心安全を届ける組織へ。
全国各地で「数十年に一度」と言われるような災害が発生している昨今、消防団員の確保と共に、団員の技術や知識の向上も求められています。これを受け、美濃加茂市消防団では、これまでの行事を見直すとともに研修や実践訓練に取り組んでいます。
我々消防団を取り巻く環境は大きく変化していますが、地域防災の要として、市民の生命と財産を守るために努めてまいります。
市民の皆さんには、「自分の身は自分で守る」という意識を大切にし、日頃からご自身でできる防火・防災対策を心掛けていただき、共に安心して暮らせるまちをつくっていきましょう。
今後も、消防団活動にご理解とご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
美濃加茂市消防団 団長 五藤 元康(ごとうもとやす)さん

■消防団員を募集しています。
消防団に興味を持った人は、市防災安全課(【電話】内線277)までお問い合わせください。

入団資格:市内に居住または勤務する18歳以上の人
処遇:年額報酬や出動報酬の支給、退職報償金、公務災害補償など
※詳しくは右の二次元コードからご確認ください
※二次元コードは本紙をご覧ください。

▽News 女性消防団員も募集中!
市消防団の機能別分団として、広報活動(防火、防災)や応急手当の普及啓発、消防団各種行事への参加などを行う「女性消防団員」も現在募集しています。
※入団資格や処遇は、消防団員と同じです

問合せ:防災安全課消防交通係
【電話】内線277

<この記事についてアンケートにご協力ください。>

〒107-0052 東京都港区赤坂2丁目9番11号 オリックス赤坂2丁目ビル

市区町村の広報紙をネットやスマホで マイ広報紙

MENU