■一緒に楽しむ絵本の時間
絵本の読み聞かせには、子どもの成長に欠かせない要素がたくさん散りばめられています。絵本の登場人物に自分の体験を重ね、うれしい・楽しい・悲しいなどのさまざまな気持ちを抱くことで、子どもの感情が豊かになると言われています。
また、読み聞かせによってリズムや音の違いを感じ、新しい言葉やフレーズを覚えることで言語力が高まり、その後の読解力の基礎にもなります。
しかし何よりも、子どもは絵本を読んでくれる人の声に安心感を覚え、たくさんの愛情を感じ取っています。読み聞かせをする時、上手に読もうとする必要はなく、愛情を込めて読むだけでいいのです。読み聞かせは親子の絆を深める大切な時間でもあります。
保育園で子どもたちは、先生や地域の人が読んでくれる絵本の時間が大好きです。「今日はどんなお話かな?」「早く聞きたいな~」と、わくわくしながら絵本の世界に入っていきます。そして読み終わると、自分自身で想像を膨らませ、お話の余韻を楽しんでいます。
さまざまな体験ができる絵本には、スマートフォンなどの映像では得られない良さがあります。寝る前に絵本を1冊でも読んであげると、心地良いスキンシップになり、1日を楽しく終えることができるのではないでしょうか。
問合せ:こども未来課
【電話】28-1131
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