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[特集]まちづくり協議会 地域で描く、まちの未来図。(1)

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岐阜県美濃加茂市

皆さんは「まちづくり協議会」をご存じですか?
まちづくり協議会は、「住み続けたい、住んでよかったというまちにしていこう」「地域で解決できることは解決しよう」とそれぞれの地域の特性を生かし、自分たちでできることを自分たちで決めて活動する団体です。
今回の特集では、市内各地域のまちづくり協議会が、まちの未来をつくるため、どのような活動をどのような思いで実施しているのか皆さんにご紹介します。

Q.まちづくり協議会って何をしているの?
まちづくり協議会の活動は、ずばり「地域を良くする活動」です。その地域が抱える課題に対して自分たちで解決しようと取り組んでいます。例えば、自治会加入率が低い地域では、地域のつながりをつくるために、子どもたちが集まれるイベントなどを開催し、大人から子どもまで、顔の見える関係づくりを進めるなどしています。
その他にも、清掃活動やお祭り、新たな特産品の開発など、その地域が持つ資源や特色を生かしたさまざまな取り組みが進められています。

Q.まちづくり協議会って誰が活動しているの?
地域の住民、団体(自治会、社会福祉協議会、消防団、PTAなど)、企業など、さまざまな人や組織が関わっています。

Q.まちづくり協議会っていつ活動しているの?
イベントなどの活動は、多くの人が参加しやすい土曜日や日曜日を中心に開催しています。
一方で、高齢者を対象にしたサロンなどは、平日に開催していることもあります。
この他、まちづくり協議会メンバーが平日の夜に集まり、企画運営に向けた会議や準備を行っています。

Q.なぜまちづくり協議会ができたの?自治会との違いは?
昔は、農作業の合間など、常に人々が集まる機会があり、困り事があるとみんなで助け合って解決してきました。このように生活の一部として、当たり前のように人々は支え合っていました。
しかし、現在は生活スタイルの変化や核家族化、少子高齢化、価値観の変化、地域におけるつながりの希薄化などにより、私たちを取り巻く環境は昔と比べ大きく変化しています。その結果、個人のニーズや地域における課題は複雑化・多様化しています。
これらの課題に対応していくためには、個人や行政の力では限界があり、「多様な担い手による協働」が必要で、その担い手の一つが自治会でした。しかし、世帯が少なくなったり、担い手が不足する自治会が増えたりするなど、自治会の力だけで対応することが難しい状況になってきています。
そんな個人や行政、自治会ではできないことを担う組織として「まちづくり協議会」ができました。
これからの豊かな地域社会を作っていく上で、まちづくり協議会は欠かせない組織となっています。

Q.まちづくり協議会の活動の資金はどうなっているの?
まちづくり協議会は、市からの補助金(美濃加茂市まちづくり協議会活動交付金)を受けて活動しています。
また、自分たちで事業を行い、収益をあげ、活動資金に充てているまちづくり協議会もあります。

Q.まちづくり協議会はどこで活動しているの?
現在は、市内七つの地区でそれぞれのまちづくり協議会が活動しています。活動範囲は、おおむね小学校区で、各地区の交流センターを拠点に活動しています。

次のページからは、各まちづくり協議会をご紹介します。

問合せ:まちづくり課まちづくり係
【電話】内線362

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