■下米田地区まちづくり協議会
設立:平成29年3月
▽イチ押し活動
力を入れているイベントの一つに「よなだ納涼夏祭り」があります。この祭りは、私たちだけではなく、消防団やPTA、青年団関係者、小学校、自治会などの団体が連携し、「子どもたちが楽しめる場を」と、夏休みの初日に開催しています。会場の中心にあるやぐらには多くの人が輪を作って盆踊りを楽しみ、屋台には行列ができるほどの盛況ぶりです。世代を超え、地域を超えて、地域全体が一体となる重要なイベントです。
▽まちの未来図
地域のために協力したいという人が集まり、祭りの開催に向けて団結することで、絆が深まり、結束力が高まっています。また、子どもから大人までが一緒に楽しめる、触れ合いや交流の場にもなっています。
目指す将来像は「よいところいっぱい、なかまが集う、だれもが好きな下米田」です。「地元を守れ!」と銘打ったイメージキャラクター「仮面ヨナダー」も展開中です。よなだを愛する人であれば誰でも仮面ヨナダーになることができます。
■古井まちづくり協議会
設立:令和3年6月
▽イチ押し活動
私たちの主な活動としては、市社会福祉協議会と協力して「古井の未来をつくるワークショップ」を毎月開催しています。
毎回異なるテーマで話し合い、多くの人に参加いただいています。他にも、中部国際医療学院の生徒たちによる健康講座や、外国人が多く住んでいる古井地区の特色として、多文化交流を実施しました。ワークショップをとおして、住民が古井地区について改めて考えるキッカケや新たな取り組みの礎になれば幸いです。
▽まちの未来図
ワークショップの参加者が、新たな活動団体を立ち上げ、共に古井のまちを盛り上げてくれていることをうれしく感じています。さまざまな団体と協力し、お互いに高め合いながら、世代を超えて楽しいまちになるよう、これからも取り組んでいきます。
令和7年度は現在のまちづくりビジョンを見直し、これからの古井のまちにより適したビジョンにバージョンアップしていきたいと思います。
■蜂屋まちづくり協議会
設立:令和6年8月
▽イチ押し活動
蜂屋まちづくり協議会は、地域の子どもたちの「蜂屋にも勉強できる場所が欲しい」という声から生まれた「ハニカム」という居場所づくり事業を始めました。
「ハニカム」では、蜂屋交流センターを使い、勉強の教え合いや地域の人との交流を楽しんでいます。2階は、静かに集中して勉強したい人向けの空間としても利用しています。
▽まちの未来図
小学生から高校生といった若い世代や地域の大人たちが集まれる場所ができました。これにより、子ども同士の交流だけでなく、世代を超えた交流につながったと感じています。まだ、活動を始めたばかりですが、これをキッカケに、地域の子どもや大人の意見を取り入れつつ、蜂屋地区をより良くしていくための活動を進めていきます。
■自分たちのまちは自分たちでつくる Message for you
紹介してきた各まちづくり協議会の取り組みは、活動の中のごく一部ですが、これらの活動は、住民同士が助け合う「共助」を育むために重要な役割を果たしています。
例えば、災害が発生したとき、行政だけに頼るのでは対応が間に合わないこともあります。また、個人の力だけではどうにもならない状況も少なくありません。そんなときに重要になるのが、地域の人たちの助け合いです。しかし、地域のつながりが弱まっていると、いざという時に共助が機能しない可能性があります。
こうしたことを防ぐため、まちづくり協議会は、地域のつながりを強め、住民の共助の意識を高め、平常時から安心して暮らせるまちをつくるために、さまざまな活動を行っています。同時に、さらに生活に密着した組織である自治会も欠かせない存在です。自治会とまちづくり協議会は、まちづくりの両輪として、互いに補完し合いながら、地域の力を高めています。
時代の変化とともに生活様式も変化する中、「仕事が忙しくて関わるのが難しい」という人も多いかもしれません。しかし、地域に住む一人一人が、地域のためにできることは必ずあります。地域活動に少しでも興味を持つことや、自治会やまちづくり協議会の活動に参加することもその一つです。小さな行動が次のきっかけとなり、その積み重ねが住みよいまちの未来をつくっていきます。
「自分たちのまちは、自分たちでつくる」、次世代に安心して暮らせるまちをつなぐために、今できることに一歩踏み出してみませんか。
問合せ:まちづくり課まちづくり係
【電話】内線362
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