[Books]今月のおすすめ図書

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■[一般書]日本の肉じゃが　世界の肉じゃが
阿古　真理(あこまり)/著
新星出版社
家庭料理の代表格「肉じゃが」。その歴史は意外と新しく、世相の変化に伴いレシピ本も変化しています。
生活史研究家の著者が、日本だけでなく世界中の「肉じゃが」について調べ、レシピと共に紹介します。1冊で実用と食文化論を味わえる本です。

■[一般書]海を渡ったアライグマ
淺野玄(あさのまこと)/著
東京大学出版会
日本でアライグマはアニメのキャラクターとして知られていますが、日本中で野生化し、農作物被害も発生しており「害獣」として捕獲対象となっています。アライグマとその問題から、外来種対策や野生動物との付き合い方を考えさせられる本です。

■[児童書]―日本のいきもの　ビジュアルガイド―はっけん!田んぼのいきもの
関慎太郎(せきしんたろう)/写真
大塚泰介(おおつかたいすけ)/編著
緑書房
田んぼの周辺で見ることのできる魚や昆虫、貝類などの小さな生き物や米ができるまでの過程、田んぼの四季の風景などが紹介されています。
田んぼに暮らす生き物について、さまざまな角度から広く知ることができるビジュアル図鑑です。

■[児童書]呼人は旅をする
長谷川まりる(はせがわまりる)/作
偕成社
雨や動植物など、特定のものを引き寄せてしまう「呼人(よびと)」。呼人になる理由は原因不明で、制限がある生活を強いられることになってしまいます。そんな呼人たちと、その周りの人たちの関わりを描く六つの物語が収録されています。

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