■誰もが活躍できるまちづくり 三和まちづくり協議会
近年、三和町では、人口減少が顕著になっています。2000年には745人だった町内の人口は、2020年には448人と約40%も減少し、さらに、多くの地区が土砂災害特別警戒区域に指定されているため、新たな住宅建設も困難な状況に直面しています。
そんな中、町外から住んでもらえる人を呼び込むべく、三和まちづくり協議会では、空き家対策に力を入れています。この取り組みは2016年から始まり、現在までに8組が三和町へ移住してきてくれました。
移住してきた皆さんは、単に住む場所を確保するだけでなく、地域での新たなライフスタイルを見つけ、積極的に地域に溶け込んでいます。例えば、「近所の人に教えていただきながら、お米や原木シイタケ、野菜づくりに挑戦しています」と自らの体験を語る人や、「ホタル鑑賞や川遊び、山登りやマウンテンバイクに挑戦したり、ナイトツアーと称してシカやキツネなどの動物探しをしたりするなど、子どもたちと一緒に三和の暮らしを楽しんでいます」と楽しげに話してくれる人がいます。
その他にも、生業として古民家カフェやサウナ宿を始めた人や、子どもから大人まで楽しめるイベントを企画するなど、地域住民との交流にも力を入れている人もいます。
このような活動が、地域の新しい風となり、未来への希望を見出す大きな力となっています。今後も、三和町を盛り上げていきたいと思います。
問合せ:まちづくり課まちづくり係
【電話】内線448
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