■住宅の賃貸借
新生活を始める人が多くなる春は、賃貸契約のトラブルが発生しやすい時季です。書類上で契約していなくても、「契約します」と伝えた後で、「やっぱりやめたい」と申し出て、トラブルになることもあります。
部屋を借りるときは、契約内容や条件をよく検討し、次のことに注意しましょう。
・建物の外観や周辺環境は、現地に行って確認し、部屋を見学(内見)してから決めましょう。
・契約前に「重要事項説明書」と「賃貸借契約書」の記載内容をよく確認しましょう。特に、退去する際の費用負担に関する事項や特約事項、禁止事項、修繕に関する事項について確認しておきましょう。
・雨漏りや水漏れなど、入居後のトラブルは、すぐに貸主と修繕について相談しましょう。
・退去する場合は、清算内容をよく確認し、納得できない費用の請求には、説明を求め、費用分担について話し合いましょう。
少しでも不安に思ったときは、当相談室へご相談ください。
問合せ:広域消費生活相談室
【電話】188(消費者ホットライン)
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