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【家庭系ごみの有料化】可燃ごみ10%減少 処理費用4,000万円削減(2)

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岐阜県羽島市

■指定ごみ袋
(1)分別促進
羽島市では、以前から先進的な取り組みとして5種類の指定ごみ袋を作製しています。分別して収集されたビン・カン・ペットボトルはそれぞれ引き取り業者へ引き渡され、洗浄・乾燥した後、細かく破砕・溶解されて、新しいビンやカン・ペットボトルとなります。
その他、アルミがらは車の部品、容器包装プラスチックは容器包装リサイクル協会を通じてリサイクルされ、再生樹脂等に再商品化されます。
(2)手数料の基準
手数料額の設定にあたり、次の3点を考慮しました。
1)ごみ減量の効果が得られる金額であること
2)市民の受容性を配慮した金額であること
3)近隣自治体等の手数料水準を考慮した金額であること
(3)販売価格
市の可燃ごみ袋・不燃ごみ袋は、市の許可を受けた民間業者が製造し、「ごみ袋本体の価格」に「袋の容量に応じた処理手数料」を上乗せした価格で販売されています。
この方式を採用することで、「ごみ袋本体の価格」が変動しても、市民の皆さんが納める「処理手数料」は、条例改正を行わない限りは同額となるため、負担の公平性は確保できます。
なお、「ごみ袋本体の価格」は取扱店舗が決定するため、各取扱店舗を比較すると販売価格に差が出ますが、「処理手数料」は同額です。「ごみ袋本体の価格」の引き下げに関する指導を行うことは、独占禁止法との関係において問題を生じさせるおそれがあります。
(4)規格
指定ごみ袋の規格は、羽島市指定ごみ袋の許可等に関する規則で定めています。
新しい指定ごみ袋は、市民のニーズを考慮し、可燃ごみ袋は大中小の3種類、不燃ごみ袋は2種類としました。
また、旧ごみ袋には持ち手がありませんでしたが、新しいごみ袋は結びやすく、運びやすい取手付きの袋としました。
(5)容量
容量については、例えば45リットルの新しい可燃ごみ袋と旧ごみ袋の「ごみを入れられる縦の長さ」を比べると「ほぼ同じ長さ」になります。また、新しいごみ袋は旧ごみ袋と同様に、45リットルの容量を確保しています。
(6)素材
新しい可燃ごみ袋の素材は、これまでの低密度ポリエチレンから高密度ポリエチレンに変更しました。高密度ポリエチレンは引っ張り強度が強いため、ごみ袋の厚さを薄くすることができ、ごみ袋自体の価格の上昇を抑えることができます。

■粗大ごみ戸別収集 10月スタート
家庭から出る家具、自転車、マットレスなどの粗大ごみ戸別収集のサービスを10月2日(月)から開始します。手数料や利用方法についてご紹介します。予約は9月1日(金)からで、電話またはインターネットから予約できます。

■使い捨てコンタクト空ケースを回収
羽島市では、HOYA株式会社アイケアカンパニーの「アイシティecoプロジェクト」に賛同し、使い捨てコンタクトレンズの空ケースを同社と共同で回収しています。
回収ボックスは、市内25箇所に設置しています。

■食品ロスを「美味しく」なくそう!
市の家庭系可燃ごみのうち、生ごみの割合は約40%を占めています。食品ロスを削減するため、家庭で余りがちな野菜(キャベツ・ゴーヤ・ブロッコリー・大根)を「丸ごと・美味しく」活用できるレシピ集を制作しました。調理時の動画も閲覧できます。

問い合わせ先:
ごみの処理・出し方環境事業課【電話】(内線2192)
家庭系ごみの有料化生活環境課【電話】(内線2123)

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