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世界に挑戦する斉藤史弥選手頑張れ!

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岐阜県羽島市

昨年8月にベルリンで行われた世界選手権、男子リカーブ団体の1人として出場した斉藤選手。同大会で銅メダルを獲得し、今夏開催されるパリオリンピックへの出場が決まりました。1月12日、市役所を表敬訪問した斉藤選手に、松井市長がパリオリンピックへの意気込みを聞きました。

■斉藤史弥選手の経歴
羽島市舟橋町出身。11歳からアーチェリー競技を始め、中央中学校を卒業後、大垣西高校に進学。高校3年生時には「選抜・インターハイ・国体」を制して、史上初の三冠を達成。現在は日本体育大学に在籍し、インカレのリカーブ男子を1年生で制した。

松井市長:アーチェリー競技、斉藤選手の活躍は羽島市民の誇りです。昨年7月の市役所表敬訪問の際、世界選手権へ出場することを報告していただきました。ドイツ・ベルリンでの試合でしたが、どのような内容だったのでしょうか。
斉藤選手:男子団体では、1回戦でイギリスに勝利した後、中華台北、中国にも勝ち、準決勝に進みました。準決勝はトルコとの試合で、シュートオフ(5セットを終えた時点で同点の場合に行われる延長戦)の末、惜敗しました。
松井市長:それは苦しい試合でしたね。アーチェリーは精神力のスポーツ。次の3位決定戦、どのような心境だったのでしょうか。私もよくアーチェリー競技をテレビで観戦しますが、見ている私が緊張します。
斉藤選手:トルコとの試合の後、すぐに3位決定戦でイタリアとの試合でした。実は、チームの雰囲気は負けた直後の試合でもすごく良かったです。良いムードで試合に臨めたので、団体のメンバー全員が力を発揮できました。勝ったときは、すごくほっとしました(笑)
松井市長:それは良かったです。パリオリンピック出場が内定したことをメディアが報じたときは、私も興奮しました。岐阜県では、内定第1号だったと思います。オリンピックまではどのように調整されますか。
斉藤選手:パリオリンピックは今年の夏に開催されます。日数的には数えられる程度に近い時期ですが、まだ実感はないです。オリンピックまでに、学生と全日本のインドアの試合があるので、まずそこで確実に結果を出したいです。
現在、練習は矢を放つ本数をしぼって、量より質、集中して取り組んでいます。今後は、パリオリンピックまでにワールドカップも控えているので、徐々に本数を増やして、仕上げていきたいと考えています。
松井市長:アスリートは体が資本です。ケガなどはありませんか。
斉藤選手:肩にハリがあったのですが、足のハリが原因で、肩にも影響が出ていることがわかりました。今は、試合前にトレーナーからマッサージを受けて、調子は徐々に上がっています。

個人・団体・混合
全種目でメダルを獲りたいですね。

松井市長:パリオリンピックでの目標を聞かせてください。
斉藤選手:「個人」「団体」「混合」の全種目でメダルを獲ることが目標です。自分がメダルを獲ることでマスメディアから注目され、アーチェリー競技の認知度が高まると良いなと思っています。もっと言うと、岐阜県、そして羽島市にメダルを持って帰りたい。昨年夏の世界選手権に出場するにあたって、市役所に懸垂幕を設置していただきました。それがすごく自分の力になった。
松井市長:羽島市は一丸となって、今後も斉藤選手を応援していきます。
斉藤選手:オリンピックのメダルを獲ることで、ふるさと羽島市に恩返しができると良いなと思っています。

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