〔巻頭特集〕新年のごあいさつ

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謹賀新年

■市民とともに「しあわせなまち」を未来へ
関市長　山下清司

輝かしい新春を迎え、謹んで新年のお慶びを申し上げます。
昨年9月の市長選挙におきまして、多くの市民の皆さまのご支援をいただき第7代の市長に就任し、初めての新年を迎えました。
私は、「市民のしあわせを向上し、まちの魅力を高め、未来の関市の発展につなげる」をスローガンに掲げ、市民の皆さまとお約束したマニフェストを着実に推進し、「しあわせなまち」を未来へつないでいくために、今年も精一杯取り組む所存であります。
昨年5月に新型コロナウイルス感染症の分類が2類から5類へ移行し、様々なイベントや祭りが復活してきました。10月には関市が世界に誇る一大イベント「刃物まつり」がコロナ禍前と同じように制限なしで開催され、国内外から約15万人の方にお越しいただきました。また、11月には10回目となる「関の工場参観日」を、過去最多の50事業所の皆さまのご協力を得て、開催することができました。これらの事業により、市民や事業者の皆さまとともに、本市のまちの魅力をさらに高めることができたと考えています。
社会経済情勢が大変厳しいなか、本市におきましても物価やエネルギー価格の高騰による厳しい状況がいまだ続いております。その対策として、子どもから高齢者に至るまで、すべての市民の皆さまが安心して暮らせるよう、結婚・出産・転入・住居の取得などのライフイベントに対する支援をはじめ、子育て世帯の暮らし応援を今後も継続して実施いたします。最優先課題である人口減少対策はもちろん、台風や集中豪雨による風水害や大規模地震に対する防災・減災対策に継続して取り組んでまいります。
今年は富岡保育園舎と富岡小学校留守家庭児童教室が併設する複合施設が3月中旬に完成します。子育て環境の整備拡充を進めるとともに、次代を担う子どもたちが健やかに成長できる環境づくりに力を注いでまいります。また、10月には国内最大の文化の祭典である「清流の国ぎふ」文化祭2024が岐阜県で開催され、県民総参加によるふるさとの文化・伝統の再発見につながる活動が展開されます。本市としましても清流文化を活かして地域の魅力を全国に発信できるよう、積極的に取り組んでまいります。
まちの魅力を高めていくためには、若者や女性の力が欠かせません。本市の基幹産業である刃物産業をはじめ、さまざまな分野で若者や女性が活躍できるよう、雇用促進や経済活性化政策を推進し、元気で活力あふれるまちづくりに取り組んでまいります。
本年も、「しあわせなまち」を未来へつなぐために、市民の皆さまの声を聞きながら、市政の運営に努めてまいりますので、引き続き皆さまのご理解とご協力を心からお願い申し上げます。

■健康でしあわせを感じるまちの実現を
関市議会議長　三輪正善

新年あけましておめでとうございます。
市民の皆さまにおかれましては、令和6年の輝かしい新春を迎えられましたこと、関市議会を代表し、心よりお慶び申し上げます。また、日頃から、議会活動に対し格別のご理解とご支援を賜り厚くお礼申し上げます。
さて、市民の皆さまの日常生活をはじめ医療・介護の現場や、飲食業、観光・宿泊業など幅広い分野に影響をおよぼした新型コロナウイルス感染症は感染症法においては5類に移行し、各種行事やイベントなどがコロナ禍前の状態へもどりつつあります。そして景気回復への期待も大変高まっております。
その一方で、原油や天然ガスなどの資源価格の上昇や物価の高騰、円安の影響などにより、市民の皆さまの不安や負担が相変わらず続いている状況です。
本市では昨年、山下清司市長が誕生し、「市民のしあわせを向上し、まちの魅力を高め、未来の関市の発展につなげる」をスローガンに、市政運営に取り組まれています。市議会といたしましても、市民の皆さまが「しあわせの向上」を実感できる年となることを切に願っております。しかしながら現状においては、人口減少・少子高齢化が急速に進み、市民サービスの維持・向上、市民の安全・安心の確保、魅力あるまちづくりの推進など、市を取り巻く課題は依然として山積しております。これらの課題に対応するためには、議会と行政が連携し、各施策を着実に推進する必要があります。また、市民の声を市政に反映させるため、議会の果たす役割である予算・条例等の議案を適正に審議するとともに、議会に課せられているチェック機能や政策立案能力を一層高め、今後も市政の発展に全力を尽くしてまいりたいと存じます。
市民の皆さまには、本年も引き続き相変わらぬご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げますとともに、市民の皆さまのご健康とご多幸を心からお祈り申し上げ、新年の挨拶といたします。