11月3日~16日にあった市内の話題をご紹介します。
■11(イイ)月8(ハ)日は刃物の日
8日、関鍛冶伝承館で第40回刃物供養祭が行われました。「刃物塚」の前に積み上げられた「家庭で使われなくなった刃物(包丁やはさみ)」は約5万本。全国約250か所の「刃物回収箱」から集められました。神事を終えた刃物は、リサイクルして鋼にし、新たな刃物として生まれ変わります。
■伝統舞台
150年ぶりに開催8日、春日神社能舞台で「春日神社薪能 in関」が行われ、能と狂言が奉納されました。会場では約430人が、能舞台で繰り広げられる伝統芸能を堪能しました。狂言「磁石」ではだまし合う様子に笑いが起こり、能「小鍛冶」では、関市らしい物語に引き込まれ、秋空の下、厳かに演じられる歴史の一幕を楽しみました。
■普段できない体験を
3日、せきてらすでは「関のちーオシ国民文化祭(後編)」が開催されました。外の広場に巨大プールが設置され、普段は近くで見られない鵜飼を、明るい日差しのもとで見ることができました。鵜匠の手縄さばきや鵜の活躍に観客は興味津々。鵜をなでたり、手縄を操ったりと鵜飼がより身近に感じられる体験もできました。
■全国に先駆けて
16日、シネックスマーゴで関市ご当地映画「怪獣ヤロウ!」が先行上映されました。上映終了後は主演を務めるお笑いコンビ「春とヒコーキ」のぐんぴぃさんと相方の土岡さん、関市出身の八木監督によるトークイベントが行われ、事前抽選で県内外から集まった約300人が楽しみました。
■関の文化に触れて
交流を続けているシンガポールの文殊中学校の生徒24名が12、13日、関市を訪れました。この生徒たちは夏に関市の中学生と一緒に海外研修や文化体験を行ったメンバーです。緑ヶ丘中と桜ヶ丘中で、授業や給食、書道体験など行いました。互いに文化交流を深めて良い刺激になりました。
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