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[巻頭特集]子ども食堂・学習支援 笑顔広がる支援の輪(1)

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岐阜県関市

■笑顔広がる 支援の輪
市内各地域には、子どもや子育て世帯が笑顔になれる〝居場所〞があります。無償または安価で食事を提供する「子ども食堂」やひとり親家庭を対象とした「学習支援」など、子どもたちのために活動する支援の輪が広がっています。

▽子ども食堂ってどんなところ?
無償または安価で食事を提供する「子ども食堂」。2012年に東京都の八百屋から始まった取組が発祥だと言われています。子どもの貧困や孤食対策としてスタートしましたが、現在は全国的に、子どもたちが食事や勉強をしたり、地域の皆さんも参加して食事や運営に携わったり、地域一体となって、「多世代が交流できる場所」として変化しています。

Q. 誰が参加しているの?
A.子どもだけでなく親子連れでの参加、地域のボランティアや学生が活動に携わっている場所などもあります。

Q. いつ開催しているの?
A.毎月1、2回の開催が多く、毎週開催している場所もあります。

Q. 料金はかかるの?
A. 無償または数百円程度で参加できます。(各食堂で異なります)

◎学習支援の場
市内では、ひとり親家庭を対象とした「学習の場」があり、学習補助として教職員OBや学生も加わり、学習に特化した支援をしています。

■地域の皆さんが運営する市内の子ども食堂・学習支援の様子を紹介します。
各団体により特徴はさまざまです。
詳しくは、各団体の照会先へお問合せください。

◆いちょう庵子ども食堂[食事・学習]
開催日時:毎週火・木曜日 午後3時~7時30分
場所:寺子屋いちょう庵(小屋名974)
対象:送迎可能な市内小学校に通う児童
定員:30人
料金:200円
申込方法:照会先に電話で申込み
※事前申込制

照会先:圓通寺 住職 岡田英賢さん
【電話】090-3454-1413

毎月1回、市内各地域でキッチンカーでの0円食堂を予定しています。詳しくは、本紙P.3のの二次元コードからお知らせします。
期間:4月~令和7年3月
対象者:ひとり親家庭、生活困窮者、高齢者ひとり住まいの人など
※どなたでも利用できます。
※テイクアウトでの配布

○ひとりぼっちをつくらない子どもも大人も笑顔に
一人で食事をする子どもがいることを知り、みんなで楽しく食事をする大切さを知ってもらいたいと思いました。毎週、学校が終わると子どもたちがやって来て、宿題をして、みんなで一緒に遊び、笑顔でご飯を食べています。子どもも運営に携わるボランティアも、この“居場所”で楽しんでもらえるように取り組んでいます。
代表 岡田英賢さん

◆ウェルカムこども食堂[お弁当配布]
配布日時:毎月1回 午後4時~4時30分
場所:鮎之瀬ふれあいセンター
対象:瀬尻地区の子育て世帯または申込者
料金:子ども100円(高校生まで)、大人300円
申込方法:本紙P.3の二次元コード(どちらか)で確認ください(予約フォームをお知らせします)

照会先:ウェルカムこども食堂 後藤理恵さん
【電話】090-9357-7692

○みんなで楽しく活動できることが嬉しい
子ども食堂を始めた頃がコロナ禍だったこともあり、テイクアウトのお弁当を100~150食ほど配布しています。地域の皆さんに笑顔になってもらうことや全くつながりのなかったボランティアの皆さんが一緒に楽しく活動できることが嬉しいです。
代表 後藤理恵(さとえ)さん

◆むげ川子ども食堂[食事・学習]
開催日時:毎月第4水曜日 午後5時30分~7時
場所:むげ川 道の駅(武芸川町跡部1810)
対象:武芸小・博愛小学校に通う児童
定員:40人
料金:100円
申込方法:照会先に電話で申込み(定員に達し次第締切ります)

照会先:むげ川 道の駅
【電話】46-1163

○地域での子どもと大人の関わりを
ボランティアや道の駅のスタッフみんなで協力して、地域の一員として子どもたちを支援しています。
地域での子どもと大人の関わりは少なくなりましたが、一緒に関わり合って、地域のおじさんやおばさんが、こんな活動をしてい
ると思ってもらえれば嬉しいです。
代表 澤井基光さん

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