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自治体の皆さまへ

市長コラム 戮力協心(りくりょくきょうしん) * Vol.1

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岐阜県関市

※力を合わせて心を一つに事をなす
■新年度予算への思い
昨年9月22日に市長に就任し、市長として初めて手がける令和6年度当初予算が議会で可決され執行できることとなり、感慨深く思います。
予算(案)を公表したのは2月9日で、就任からわずか4か月余りでした。そもそも市の予算編成は、9月頃に各課で、総合計画などと整合性をとりながら継続事業、新規事業を決め、さらに市民や関係団体などからの要望、課題などを考慮して予算案を作成します。年が明けて1月に市長、副市長の査定がはじまり、ここで初めて新市長として意見を言える段階となります。各課での予算編成段階で、私のマニフェストなどを参考に重点事業などをある程度盛り込んでくれました。
2月9日の記者会見で、「就任して初の予算案の自己評価は何点か?」と問われ「95点」と答えました。それは、各部署で計画や関係団体との調整をしながら新市長の人口減少対策など重点施策に配慮して編成してくれたことに感謝していたからです。ですが、直ぐに「90点」に修正し、この先、4年間でさらに充実する余地を残しました。
新規で予算化するには関係団体との協議・調整が必要で、事業の骨格も詰めなければならないので数か月での予算化が困難なこともあります。
行政は限られた予算内で事業、サービスを行います。既に実施している子育て、教育、福祉、産業、基盤整備など様々な分野において計画的に継続して予算を執行します。その上で、新たな事業を行おうとすると、どこかを削るか、新たな財源を確保する必要があり、「砂場の砂をどこから掻き集め、どこに盛るのか」ということになる訳です。
予算づけは、種をまいたに過ぎません。今後、市民の皆さん、関係団体の皆さんとこの予算をもとに事業を構築、実施して花を咲かせ、喜んでいただけるようにしなくてはなりません。ご協力をよろしくお願いします。

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