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[巻頭特集]関を盛り上げる 地域おこし協力隊(3)

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岐阜県関市

◆小松勇太(こまつゆうた)さん〈関〉
▽関の熱意と魅力を届けたい
自分が想像もしていなかったことにチャレンジしたいと思い、「まちのにぎわいづくり」に興味を持って地域おこし協力隊になりました。 これまでには、古民家あいせきを中心に来関した就労体験者と市民の交流会や観光案内などに取り組んできました。活動の中でさまざまな人と出会い、関に住む人、働く人の「熱意」に気づきました。地元の人が気づかないないような「熱意」や「人の魅力」を発信し、人と人を繋いでいけるような活動ができたらと思っています。 今後、移住定住ポータルサイト内「関の人」で、関に住む人、関で働く人がどういうことをしているか、どういう魅力があるかなどを記事にして紹介していく予定です。魅力があふれ、輝ける関市でまちのにぎわいづくりに貢献できるように、これからも活動を続けていきます。

◆中村文亮(なかむらふみあき)さん〈関〉
▽誰も取り残さない若者の居場所づくり
これまでの若者活躍推進事業のサポートに加え、若者を中心とした相談業務「若者のまちの相談室」を行います。私自身がLGBTQ+の当事者であることや世界各国を旅して感じてきたことから、今生きづらさを感じている人や悩んでいる若者に、それぞれの生き方があってその中で幸せの形や課題を見つけていけるようなお手伝いが出来たらと思います。特別な悩みや困りごとが無くてもかまいません、気軽にご連絡ください。

◆林義了(はやしよしのり)さん〈洞戸〉旧隊員
▽洞戸で3年間の活動を終え、ここを拠点に商売を
協力隊の活動としては、主に板取川流域のごみ対策、川遊び駐車場の運営支援、ほらど未来まちづくり委員会の諸活動支援、洞戸みそ復活などを行いました。
高賀神水や高賀山、高賀の伝説などに魅せられ、退任後も洞戸で生きようと、高賀地区の入口で、喫茶店「珈琲 似兒草(にこぐさ)」を開業しました。
始めて2年経ちますが、まだまだスタートライン。毎日がむしゃらに働いております。「炭火焙煎豆+高賀神水+ネルドリップ」を特徴に、唯一無二のコーヒーを心を込めて淹れております。お客さまから「美味しいね」なんて言われると、心が少し天に昇ります。
県内だけでなく、県外からも高賀神水を求めていらっしゃる方々に、高賀山の山風、板取川の川風を感じていただき、少しでも長く洞戸を楽しんでいただければと思っております。
「高賀神水を使った味わい深い一杯をどうぞ」

◆杉戸美月(すぎとみづき)さん〈洞戸〉旧隊員
▽旧隊員経験者として、さらなるサポート
アーティスティックスイミングの選手だった経験を生かして、地元の小学生を対象にリズム水泳教室を行いました。洞戸小学校のプールで練習し、集大成として発表会を開いて地域の人に演技を披露しました。また「ほらどの里味噌」の商品化に向けて、会議の可視化や製造・販売のお手伝いをしました。任期後は市役所に就職し、VSプロジェクトやまちづくりプレーヤー登録制度など、若者支援に関する業務に携わりました。妊娠を機に退職し、今は子育てに専念していますが、今後も洞戸の活動に参加していきたいと思っています。また、協力隊と行政担当者両方の立場を経験してきたので、今の協力隊やこれから協力隊になる皆さんのサポートができたらいいなと思っています。

◆江坂侑(えさかゆう)さん〈武儀〉旧隊員
▽田舎の「宝」を創造し、いなか「だから」できることを共創する
主に地域の情報発信に力を入れ、地域の事業者や団体のウェブページ作成などを行いました。また、武儀地域の特産であるパッションフルーツの生産やシイタケの生産・販売支援などを行い、まちおこしに励みました。協力隊の最後の1年間で、地域商社「いなかだから」を立ち上げ、退任後も武儀地域に定住し、引き続き活動をしています。また、関市市民活動センターやNPO法人日本平成村(武儀の地域委員会)などにも所属しており、地域のいたるところで仕事しているマルチワーカーです。今ではSDGsファシリテーターの資格を取得し、市内外の小・中学校、高等学校等でSDGsについて講義をし、カードゲームを使って2030年の世界を体験しながらSDGsを学ぶ活動を行っています。

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