シリーズ人権 みんなで考えよう。人が人らしく生きるために…

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「養老町少年の主張」最優秀賞作品
※詳細は本誌またはPDF版をご覧下さい。

◆服部さんの主張から
いかかでしたか。私がこの主張を通して考えたことは、次の二点です。
まず一つ目は、「家族」についてです。服部さんが言うように、身近なことほど、私たちにはそれが当たり前のことのように感じられ、誰もがその大切さに気付きにくくなっているのかもしれません。
「家族の絆」も、まさにその一つなのだと思います。私たちの周りには、温かいつながりが確かにある。この主張は、そのことを私たちに力強く教えてくれます。
二つ目は、「寄り添う」ことの意味です。服部さんは、祖母との関わりから、その意味を次のように捉えています。
過去の姿にとらわれず、今のその人らしさやありまままの姿を受け入れること。
寄り添おうとしているつもりが、実は自分自身が過去にとらわれていたという気付きは、今後の人との関わりの中で、私たち誰もが忘れてはいけない大切な視点であると感じます。
皆さまは、何を感じられましたか?