■このまちの宝 象鼻山古墳群
11月4日(月)に日吉地域自治町民会議主催の「養老町制施行70周年記念 象鼻山フェスタ2024」が開催されました。象鼻山の山頂と山麓を会場としたほか、フェスタ会場をゴールとしたウォーキングイベントも同時開催されました。山頂では、クイズと養老かるたによって、楽しみながら象鼻山古墳や地域に関する知識を深めました。山麓会場では、バザーや養老鳶はしご登り保存会によるブースが開かれ、象鼻山太鼓や日吉音頭などの踊り、高田中吹奏楽部による演奏が披露され、会場を盛り上げました。
また、10月26日(土)から11月4日(月)までの土・日曜日と祝日に、町民会館で「めざめた 日吉遺跡」と題し、日吉遺跡をテーマとした町文化財企画展示も行いました。
10月10日(木)に高田中学校の全校生徒を対象として「命の大切さを学ぶ教室」(主催:岐阜県警察本部)が開催されました。「ながらスマホ」が原因で起きた交通事故により息子を失った則竹崇智(たかとし)さんが講師となり、自らの体験から交通事故の悲惨さや命の大切さについて語りかけました。則竹さんが「今日があること、明日が来ることは当たり前ではありません。日常に感謝し、毎日を大切にしてください」と訴えかけると、生徒代表は「今の日常や自分の命は当たり前にあるものではないと感じ、ありがたさを再確認することができました。今後はもっと命を大切にしていきたいです」と誓いました。
■生命に対する責任と食への感謝の気持ちを育む
10月24日(木)に養北こども園の園児と養北小学校の2年生が、苗から大切に育ててきたさつまいもを収穫しました。大きく育ったたくさんのさつまいもを見た子どもたちは、高ぶる気持ちを抑えながら傷付けてしまわないよう慎重に作業していました。
同園と同校では、農業をとおして交流を図るとともに、自然や食への理解を深めるためにコミュニティ・スクールのサポーターにお力添えいただき、毎年、さつまいもや大豆などを栽培しています。自分たちで育て、収穫し、食べることにより、子どもたちの生命に対する責任や食への感謝の気持ちを育んでいます。
■手作業で体験する稲刈りと脱穀
10月17日(木)に笠郷小学校の5年生児童が、地域住民と農業者、西美濃農業協同組合職員などにより構成される笠郷地区環境保全対策協議会の指導のもと、稲刈りと籾の脱穀作業を体験しました。今回の授業では、鎌を使って稲を刈り取り、千歯扱きや足踏み脱穀機によって脱穀を行うなど、手作業で収穫を体験しました。その後、コンバインへの乗車を体験することで、現在は稲刈りと脱穀作業を同時に行うことができる便利な機械があることを教わりました。
児童たちは稲作を通じて、農作物が自分たちの元に届くまでにはたくさんの人が関わっていることと自分たちの住む地域の環境を保全していくことの大切さを学びました。
■剣を交えて深まる親交
10月14日(月)に町総合体育館にて、町フェンシング協会主催の養老町制施行70周年記念フェンシング大会が開催されました。養老町制の施行70周年を記念し、フェンシングの普及とレベルアップを目的として開催され、各部門で予選リーグとトーナメントによって順位を決めました。
出場選手を代表し、佐久間陽生さんの宣誓によって大会が開幕し、全国各地から参加したたくさんの選手による白熱した試合が繰り広げられました。この大会をとおして、出場した選手たちは剣を交えることで腕を磨くとともに、選手だけでなく、参加した関係者など、多くの人たちが親交を深める機会となりました。
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