■仲間意識と連帯感を高め、スポーツの歓びを
4月21日(日)に(公財)町スポーツ連盟および町スポーツ少年団の主催で「養老町スポーツ少年団結団式」が開催され、町内すべてのスポーツ少年団が参加し、成長と結束を誓いました。町スポーツ少年団は、仲間意識と連帯感を高めるとともに、スポーツの歓びを提供することで、地域に根付いたものとなることを目指して活動しています。式では5人の代表者により、スポーツをとおして健康な身体と心を養い、友人の輪や交流を広げ、平和な世界を目指して、人間として成長していくことが宣誓されました。
同時に三世代スポーツ交流会も開催され、参加者はモルック、ペタンク、バルシューレの体験をとおして仲を深めました。
■スタジアムでの一体感を子どもたちに
6月8日(土)に開催されるFC岐阜のホームゲームが、養老町のホームタウンデーおよびOKBサンクスマッチとして行われることを記念し、4月17日(水)に株式会社大垣共立銀行より特別招待券100枚を寄附いただきました。寄附は今回で9回目となり、同行の筧(かけひ)雅樹常務取締役は「FC岐阜は今シーズン得点数がかなり増え、順位も優勝を狙える位置です。来場者数もJ2リーグと比べても遜色なく、魅力あるチームだと思います」と話しました。いただいたチケットは、町内のサッカー少年団や中学校・高校のサッカー部員などに配布され、子どもたちに感動と笑顔を届けます。
FC岐阜は県下42市町村すべてがスポンサーとなっている唯一のクラブチームです。一緒にFC岐阜を応援し、これからの活躍に期待しましょう。
■地域に寄り添う消防団
地域防災力の向上や消防団員の確保などに積極的に取り組み、多大な貢献をしている消防団および消防本部を対象として、日々の活動を称えるために令和5年度に創設された「消防団地域貢献表彰」(総務大臣表彰)を町消防団、町、町消防本部が受彰したことを報告するため、伊藤勝則消防団長が4月19日(金)に川地憲元町長を訪問しました。
伊藤消防団長は「地域防災力の向上に努め、地域行事へ積極的に参加することで、地域に寄り添った消防団であり続けたいです。今後も、いざというときに地域を守ることができるよう、体制を維持していくために人員確保に尽力していきます」と話しました。
■生涯を教育一途に捧げる
教育分野の発展に対する尽力とその功績が認められ、満88歳に達した機会に瑞宝双光章を受章した水谷田鶴子さんが4月23日(火)に川地憲元町長を訪問し、その報告をしました。水谷さんは昭和31年から平成8年まで長年にわたり教職を努め、本町では笠郷小学校・池辺小学校・養老小学校・高田中学校・養北小学校に在籍しました。平成5年からは小学校長に就任し、地域に開かれた学校づくりに尽力しました。
水谷さんは「教員生活は、決して楽なものではなく苦労の連続でしたが、それを上回る喜びのある毎日でした。今は同年代で集まり、音楽を楽しむ生活を送っています」と昔を振り返りながら話しました。
■伝統芸能、芸能文化を後世へ
4月29日(月)に町芸能協会の主催で養老町制施行70周年記念 第40回養老町芸能大会が開催されました。コロナ禍による自粛を経て5年ぶりの開催となり、18団体が演奏や演舞などを披露し合い、これまで練習してきた成果を発表しました。今回は友情出演や特別企画により、フラダンスや池辺保育園児の踊りや歌、栗笠の獅子舞、落語、筑前琵琶も披露されました。
鑑賞し合い、称え合うことで、今後さらに技術を磨き上げていくための意欲向上へと繋がり、また、これから先も文化・芸能を振興し、発展させ、保存していくために大きな役割を果たしました。郷土への愛着と誇りを深め、活力ある地域づくりのための交流の場として有意義なものとなりました。
■住みよい地域づくりのために
町内で6地区目となる多芸東部地域自治町民会議が4月14日(日)の設立総会で承認され、23日(火)に認定証が交付されました。川瀬豊会長は「多芸東部地区は小さい地域ながらも結束が強く、絆を大切にしてきました。それでも少子高齢化やコロナ禍の影響を受け、少しずつ希薄になってしまっているように感じています。自治町民会議を設立したことで、一層繋がりを強めて地域の実態にあった組織づくりに努め、安心・安全で住みよい地域づくりを、地域全体で目指していきたいです」と意気込みを話しました。
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