■胸に刻む 薩摩義士への深い感謝
5月25日(土)に鹿児島市平田公園で、鹿児島県薩摩義士顕彰会主催の薩摩義士頌徳慰霊祭が開催されました。本町からも関係者のほか高田中学校と東部中学校の代表生徒が参列し、薩摩義士に対する感謝を胸に刻むとともに冥福を祈りました。この慰霊祭は多くの藩士を亡くし、工事に莫大な費用がかかった責任を取って自害した総奉行の平田靱負の命日に毎年開催されています。
式典では、岐阜県薩摩義士顕彰協議会の松永清彦会長が「異郷の地で命を落とし幾度の困難を重ねながらも、短時間で難工事を成し遂げ、先祖をお救いくださった」と顕彰の言葉を述べました。
■ねんりんピック岐阜2025の成功に向けて
令和7年10月18日(土)から21日(火)にかけて県内で開催される「全国健康福祉祭ぎふ大会(ねんりんピック岐阜2025)」に向けて、5月22日(水)にねんりんピック岐阜2025養老町実行委員会設立・第1回総会が開催されました。ねんりんピックは、スポーツや文化種目の交流大会を始め、健康や福祉に関する多彩なイベントを通じ、高齢者を中心とする国民の健康の保持・増進、社会参加、生きがいの高揚などを図り、ふれあいと活力のある長寿社会の形成に寄与することを目的として開催されます。養老町ではペタンク交流大会が開催され、全国から出場される選手をお迎えすることとなっています。
■宝暦治水の縁 鹿児島市立甲東中学校と交流
5月23日(木)に高田中学校と東部中学校の生徒代表が鹿児島市立甲東中学校を訪問し、交流会が行われました。この交流会は木曽三川治水事業で指揮を執った平田靱負の生誕地が鹿児島市甲東中学校区内であったことが縁で始まりました。各校が取り組んでいる学校活動を発表し合ったほか、各県の方言や文化の違いを発見することができるなど貴重な経験となりました。
交流会の中で、東部中学校の澁谷昂希生徒会長は「平田靱負翁が教訓としていた他者を思いやる気持ちを大切にする精神を私たちも受け継いでいきたいです」と交流によって感じたことや感謝の気持ちを伝えました。
■気負わず楽しくチームプレー
第39回全国選抜ゲートボール大会の県予選会(女子の部)において優勝し、東京都で開催される全国大会へ出場する「なでしこ岐阜」のメンバーである上野朝子選手、松岡恵子選手、川瀬百合子選手が6月3日(月)に川地憲元町長を訪問しました。
川地町長は「県予選会優勝と全国大会出場おめでとうございます。全国大会でも存分に活躍されることを期待しています」と激励し、選手たちは「全国大会ですが、いつもどおり楽しんで参加したいと思います」「昨年の大会は納得のいくプレーができず1勝だったので、今年の大会はもっと良い成績を残したいです」「チームの役に立てるように精一杯プレーしたいです」と抱負を語りました。
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