■世界のミライを体感する
次代を担う小学生と学生ボランティアが一泊二日のアウトドア・アクティビティを通じて、SDGsをベースにした「世界のミライ」を学び、体感する機会として実施される「SDGsキッズスタートアップアドベンチャー」の一環として、11月23日(土)にYOROfficeにおいて、町の施策とSDGsをテーマとした特別授業が行われました。
川口智也総務部長が講師を務め、町の歴史や特徴などとともに魅力を伝え、それらを活用して実施している主要施策とSDGsとを結び付けながら授業を行いました。生徒たちは自然豊かなYOROfficeの環境の中で、「世界のミライ」を感じながら楽しく学びました。
■優勝目指して真向勝負
東京都で開催される文部科学大臣杯 第18回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会に出場する松田流誠選手、松田泰正選手、佐々木蓮晴選手、田中彩翔(あいと)選手が11月5日(火)に川地憲元町長を訪問しました。
選手たちは「年下の選手にも油断せずしっかりと倒し、年上の強い選手と対戦することになっても勝って優勝したいです。誰と対戦することになっても真っ向から挑んで優勝したいです」とそれぞれに抱負を語り、川地町長は「空手に取り組むことで身体的にも精神的にも鍛えられていくと思います。これから先の皆さまの更なる活躍を期待しています」と選手たちの将来を嘱望しました。
■歌で心をひとつに
11月27日(水)に町教育委員会が主催し、町内小中学校の代表が合唱や合奏を披露する養老町小中連合音楽会が町民会館で開催されました。この音楽会は、音楽学習の成果を発表する場とするとともに、交流を深める機会とすることを目的としています。
この日のために練習を重ねてきた児童・生徒らによる心の込もった歌や演奏は聞く人の心を動かし、心に残る素晴らしい音楽会となりました。発表が終わると拍手で互いをたたえ合うことで、音楽をとおして互いに尊敬し、認め合うことを学ぶ機会となりました。音楽会のフィナーレとして養老ものがたりを会場全体で合唱し、会場にいる全員の心が歌をとおしてひとつになりました。
■周りを褒めて、自分らしく生きる
11月25日(月)に高田中学校の全校生徒を対象として、大久保俊輝さんによる人権講演会が開催されました。大久保さんは、千葉県内で小学校長として務めた後、現在は後進の育成活動、不登校児童生徒や障がいを持つ子どもたちの支援活動、各地での講演活動などを行っています。
大久保さんが「周りの悪い所ではなく、いい所を見つけて褒めましょう。それにより過ごしやすい環境が生まれ、自分らしさを出すことができるようになります」と賢く生きていくコツを伝えると、生徒代表は「他人との違いを受け入れ、自分の意見を伝えることを大切にしていきたいです。幸せも不幸も捉え方次第と学んだので、何事もポジティブに考えていきたいです」と講演で学んだこととともに感謝を伝えました。
■おいしいご飯 楽しい食堂
子どもたちの食育の推進と地域コミュニティの場の創出を目的として、11月30日(土)に町福祉センターでボランティアグループ「結(ゆい)」が主催する「つばめ食堂」が開催されました。牛丼やサラダなど栄養バランスが考えられた献立が30人分用意され、子どもたちに振る舞われました。「つばめ食堂」は町内事業者などからの支援により実現し、提供される食材などから献立を考えています。
ご飯を食べた後は児童館で遊んでいくこともでき、子どもたちの交流の場となることが期待され、また、子どもだけでなく、保護者同士で情報交換や相談ができる場にもなっています。月1回の開催を予定し、次回の開催は1月18日(土)を予定しています。(詳細は情報ボックスに掲載しています)
■親孝行と思いやりの精神を子どもたちへ
12月4日(水)に養老孝子源丞内の会より、同会が発行する「養老孝子物語」を約1,500部寄贈していただきました。今回は養老町制施行70周年を記念して発行し、町のイメージキャラクター「スマイルげんちゃん」のモチーフである源丞内について広く知ってもらいたいとの思いから、町内小学生全児童と中学校図書館、町図書館、町内各公民館へ寄贈されます。
西脇義照会長は「養老町の子どもたちが孝子源丞内の“思いやりの気持ち”や“親孝行”について考え、その一助となることを願って寄贈しました。この物語を広く知ってもらい、日々の感謝を忘れない人づくりに役立てていきたいです」と話しました。
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