10月になると日の入りが早くなり、夜間の交通事故が増えます。昨年県内で発生した人身事故は、1年間で11月が最も多く、次いで10月が多い月でした。
交通事故に遭わない、事故を起こさないために、次のことに気をつけましょう。
■人身事故の発生状況(令和4年)から考える交通事故防止
●事故の原因は?
前方不注意:27.7%
・いわゆる漫然運転、わき見運転による事故
安全不確認:26.5%
・十分な安全確認を行わず、車などを見落としたり、発見が遅れて事故を起こした場合など
●いつ起こる?
通勤・通学時間帯が最も多い。
8時~10時:14.9%
10時~12時:13.0%
16時~18時:15.3%
18時~20時:11.9%
●誰が起こす?
人身事故の第1当事者(過失が最も重い者)
・20~30歳代…34.2%
・60歳代~80歳以上…30.6%
全ての年代で事故を起こす危険性があります。
●事故を防ぐには?
▽車両
・前方不注意による追突事故を防ぐため、車間時間(前の車が通過した地点を自分の車が何秒後に通過するか)を2秒以上取る。
・早めにライトを点灯し、前方や対向車線に車がいない場合は、ハイビームを使用する。
▽歩行者
・不必要な夜間の外出は避け、出かける際は明るい服装でライトや夜光反射材を身に着ける。
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