■地元久米南町で初公演 神目中出身の髙階ちひろさん
「髙階ちひろリサイタル」が11月26日、文化センターで開かれ、神目中出身のオペラ歌手・髙階ちひろさん(31歳)が、地元久米南町で初めての公演を行いました。
オペラをはじめ、日本歌曲やミュージカル曲など、全13曲を披露。会場中に響き渡る情熱的な歌声に歓声が上がるなど、詰めかけた満員の観客や旧友の前で無事、凱旋公演を果たしました。
髙階さんは東京藝術大学で声楽を学び、現在は藤原歌劇団へ所属。関東を中心にオペラの舞台やコンサートに出演しています。
地元での初公演を終えて「皆さんの大きなご声援を胸に、今後いっそう舞台で魅了する力を磨いていきたい。また久米南町で公演する機会があれば、成長した私を見に来てください」と目を輝かせる髙階さん。オペラに情熱を燃やし活躍中です。
■地域に夢と元気を届けて10周年 誕生寺支援学校アンテナショップ
JR弓削駅にある誕生寺支援学校のアンテナショップ「野の花ショップ~夢元(ゆげ)~」が、オープンから10周年を迎え11月7日、記念イベントを行いました。
同ショップは、地域住民との交流を深めるとともに、生徒の就業に向けた学習の場として平成25年11月25日にオープン。普段は喫茶スペースのほか、花の苗や野菜、焼き物製品などの販売を行っています。
10周年を迎えて生徒会長の高等部3年小坂優太さんは「感謝の気持ちでいっぱいです。お店の名前のように、これからも地域に夢と元気を届けていきたい」とにっこり。
この日は、生徒が手がけた記念品の湯飲みやクッキーとコーヒーのプレゼントがあり、地域から訪れた大勢の人でにぎわいをみせていました。
■いつまでもお元気で 戸川愛子さんが満100歳
北庄の戸川愛子さんが11月23日、めでたく満100歳の誕生日を迎えられました。
戸川さんは大正12年生まれ。2人のお子さんに恵まれ、現在は長男の寛一さんご家族と一緒に暮らしています。好き嫌いなく何でも食べ、デイサービスに出かけるのが楽しみという元気いっぱい、笑顔の素敵なおばあちゃん。昔から働き者で、今でも畑仕事に精を出されています。
21日には、町長らが自宅を訪問し、長寿を祝福。1日1日を大切に、感謝の日々を送っているという戸川さんは「長生きできたのは皆さんのおかげ。こんなにうれしいことはないです」と穏やかな表情を浮かべていました。
■手作りで迎えるお正月 誕生寺小でお飾り作り体験
誕生寺小学校の4~6年生が11月24日、年間を通じて行っている田んぼの学校の一環で、正月用のお飾り作りを体験しました。
児童は、2つの輪が隣り合った形で、「見通しが良い」という意味がある「めがね」のしめ飾り作りに挑戦。誕生寺地区老人クラブの皆さんから「縄をなう」という慣れない作業の手ほどきを受けながら、新しい年への願いや思いが込められた、自分たちだけのお飾りを作り上げました。
■ねんりんピックで3位入賞 下弓削の入江さん、和田さん
下弓削の入江喜代子さんと和田はずゑさんが、10月に愛媛県で開催された「第35回全国健康福祉祭(ねんりんピック)」の種目「ウォークラリー」に、美咲町との合同チームのメンバーとして参加し、見事3位入賞を果たしました。
ウォークラリーは5人1チームで、独特のコース図を基にクイズなどの課題を解きながらゴールを目指す競技です。お二人は「チーム一丸となって最高に楽しかった。来年は久米南町でチームを作って参加できたら」とにっこり。来年大会に向けて熱意がみなぎります。
■4年ぶりの「とっきり七日市」多くの家族連れでにぎわう
里方の誕生寺で11月19日、とっきり七日市が4年ぶりに開催されました。
これは「時を決めて願い事をすると、その時までに無くしたものが出てくる」とのいわれがあり、昔から地域で親しまれている時切稲荷神社の祭日に合わせて、地域のにぎわいと元気を後押ししようと、同市実行委員会(木多信俊代表・里方)が開いたもの。
逆木のイチョウが黄金色に染まる境内にはたくさんの出店が並び、訪れた多くの家族連れが秋の一日を満喫していました。
■まちづくりのアイデア続々 久米南中で久米南学発表会
久米南中学校の3年生が10月31日、持続可能な久米南町の実現をテーマに、まちづくりのアイデアを探求する授業「久米南学」の発表会を同校体育館で行いました。
会では、宿泊施設として空き家を活用する案や特産品を使ったグルメ開発など、7つの班が、SDGsの観点から町の課題解決を図る斬新なアイデアを発表。
見学に訪れた保護者や関係者らは、中学生ならではの若い発想力から続々と発表されるアイデアに感心していました。
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