日本三大練供養の一つに数えられる「誕生寺二十五菩薩練供養」が4月16日、里方の浄土宗誕生寺で華やかに執り行われました。(今月号表紙)
練供養は、浄土宗の開祖・法然上人の両親を供養するため、室町時代から続く伝統ある行事で、岡山県の重要無形民俗文化財に指定されています。
コロナ禍で、参拝者を招いての開催が4年ぶりとなったこの日、小雨交じりの参道には多くの参拝者が詰めかけ、厳かに進む黄金の菩薩行列に見入っていました。
新型コロナウイルス感染症が8日から5類に移行。一つの大きな区切りを迎えました。これから少しずつでも、コロナ禍前の日常が戻ってくることを願いつつ、町内の恒例行事など楽しい催しが、4年ぶりに開催されることへ期待を寄せる編集子。これからも、町の皆さんの笑顔、明るい話題を広報紙からお届けしたいと思います。
(寛)
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