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岡山県久米南町

みんな笑顔で声かけて健康仲間をふやすまち

■3原則で防ごう!夏の食中毒~食中毒注意報発令中~
気温や湿度が高くなり、県内全域に食中毒注意報が発令されました。
過去5年間(平成30年~令和4年)の岡山県の食中毒発生状況をみると、家庭調理で3割近くが発生しています。また、原因食品としては、魚介類、野菜類、肉類の順に多くなっています(それぞれの加工品を含む)。
予防のポイントを知り、食中毒を防ぎましょう。

●食中毒予防の3原則「つけない」「増やさない」「やっつける」
▽菌をつけない
・重要なのは効果的な手洗い…調理の開始前、生の肉や魚をさわった後、盛りつけの前、トイレの後などは、せっけんで手をまんべんなく、洗い残しがないように洗いましょう。
・調理器具は使い分けと洗浄消毒を…調理済みの食品が、生の肉や魚に汚染されないよう、まな板や包丁、箸などは使い分け、洗浄消毒をしましょう。

▽菌を増やさない
・温度と時間を管理しよう…食材や食品は、細菌が増えにくい10℃以下で保存しましょう。また、細菌が増える時間をなくすため、調理から食べるまでの時間は、なるべく短くしましょう。

▽菌をやっつける
・しっかり加熱しよう…肉は中心部までしっかり加熱しましょう。アニサキスは、加熱や冷凍処理でやっつけましょう。

●こんな食中毒に注意!
時代の変化とともに、食中毒の原因も変わってきています。最近増えている食中毒と予防のポイントを紹介します。

▽アニサキス(寄生虫)
物流の発展により、冷凍でない生魚が出回ることにより、近年増えている食中毒です。
アニサキス幼虫が寄生する生鮮魚介類を食べることで発生します。アニサキス幼虫は、よく見ると見える程の大きさなので、生の魚介類を扱うときは、筋肉部分にいないか目視で確認しましょう。
冷凍処理(-20℃、24時間以上)または加熱処理でやっつけることができます。

▽カンピロバクター(細菌)
加熱不十分な鶏肉料理(鳥刺しや鳥たたき)などが原因で発生します。中心部までしっかり火を通すことで予防できます。

▽ウェルシュ菌(細菌)
カレーなどの大量に作る煮込み料理で発生します。煮込み料理は常温放置せず、小分けして冷蔵庫で保存しましょう

問合せ:保健福祉課
【電話】728-2047

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