プラザくめなん -第230号-

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■くめなん文化財探訪記(6)　久米南町の文化財を見てみよう!
【無垢橋(むくばし)】里方・栃社山(とちこそざん)誕生寺　登録有形文化財

誕生寺境内にひっそりと架かる、長さ7・3mの珍しい石の方丈橋で、川で隔てられた御影堂や山門(国指定重要文化財)のある東門と、産湯の井戸などが集まる奥の部分とを結ぶ重要な役割を果たしています。
この無垢橋は、まるで木橋が魔法で石に変えられたような日本的な姿で、擬宝珠に付いた柄柱、丸く加工された高欄や桁の側面などは、木橋を架け替える際、その雰囲気を残すためにこうした形状になったものと推察されます。
特に、高欄から外側のみの長さしかない、桁の上に乗せられた(ように見える)丸太状の石は明らかに装飾で、橋の石材は境内の石畳に合わせた桃色の万成石が使用されています。
法然生誕の折、空から二流の白幡がかかったといういわれのある椋の木の袂に架かることから、こうした名が付けられたのであろうこの橋は、文化初年(1804年)の大水による橋脚流失、同9年(1812年)の上人六百年遠忌の際の新設、大正9年(1920年)の石造永久橋へと歴史を重ねて現在に至っています。

※地図など詳細は、本紙またはPDF版12頁をご覧ください。

■がんばった人に100点満点
※詳細は、本紙またはPDF版12頁をご覧ください。

■スポーツ大会に出場の皆さんへ　久米南町スポーツ推進基金助成金
久米南町スポーツ推進基金には、スポーツ大会に出場する方への助成金制度を設けています。
対象となるのは、町内在住の方または町内に本拠を有する団体で、予選を勝ち抜いて中国大会以上の大会に出場する方です。

詳しくは、町教育委員会(【電話】728-2711)までお問い合わせください。