日本では、まだ食べられるのに捨てられている食品「食品ロス」が、年間約523万トン発生しています。(令和3年度)
国民1人当たりでは、おにぎり1個分(約114g)の食品が毎日捨てられていることになります。
また、日本の食料自給率は約38%(令和3年度)で食料の大半を輸入に頼っていますが、その一方で食べられる食品を大量に捨てているという現実があります。
「もったいない」と思いませんか?
大切な資源の有効活用や環境負荷への配慮から、食品ロスを減らすことが必要です。
私たち一人一人が「もったいない」の気持ちや食べ物への感謝の心を大切に、できることから始めてみましょう。
■食品ロスの約半分は家庭から発生しています
▽主な原因
・料理の作り過ぎや好き嫌いによる食べ残し
・買い過ぎによる賞味期限・消費期限切れ
・厚くむき過ぎた野菜の皮など食べられる部分まで過剰に除去されたもの など
▽「賞味期限」と「消費期限」
賞味期限…「美味しく食べることができる期限」
期限が過ぎてもすぐ廃棄せずに自分で食べられるかどうかを判断しましょう。
消費期限…「安全に食べられる期限」
期限が過ぎたら食べない方がよいので、期限前に食べましょう。
▽食品ロス削減のためにできること
・買い物のとき
事前に冷蔵庫の中身を確認し、買い物をリストアップする。必要な食品を必要な量だけ購入する。
・保存のとき
冷蔵庫の中は種類ごとに保存場所を決めておき、使い忘れを防ぐ。肉や魚は小分けにして冷凍するなど使いやすい状態で保存する。
・調理のとき
料理は食べられる量だけ作るようにする。残った食材や食べきれなかったものは冷凍保存したり、別の料理に活用するなど、工夫してみる。
・外食のとき
食べきれる量の注文を心がけ、一人前が多いと感じるときは小盛りメニューを利用したり「少なめに」とお願いしたりする。
問合せ:2階、環境企画課
【電話】62-9515
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