10月21日、市議会議場で「子ども議会」が開催されました。
これは、小・中・高生が各学校で地域のことについてこれまで学んできたことを中心として、その意見・提案を市政に反映させるほか、地域課題へのさらなる関心や郷土への愛着を高めるとともに、社会の一員として成長することを目的に、市制施行70周年を記念し、行われたものです。
市内13小学校・5中学校・3高校の代表が議員となり、市長や教育長、担当の各部長に、日ごろ疑問に思っている事項や市政のことについて、質問を行いました。
市長らは、子ども議員の質問に対し、パネルを使ったりして、市の施策や考え方を説明しました。
■高屋小学校
松井旭日(まついあさひ)さん
吉田睦望(よしだむつみ)さん
福島大和(ふくしまやまと)さん
〔質問〕
(1)学区内に、ボール遊びもできる公園などを整備したり、増やしたりする計画がありますか。
(2)市や高屋町をPRするために自分たちにできることはありますか。
(答弁)
(1)公園を整備したり、増やしたりする計画は今のところありませんが、放課後の小学校のグラウンドや学区外の専用グラウンドなども利用できるので、安全に楽しく遊んでほしいと思います。
(2)これまで以上に市や高屋町を大切にし、もっと好きになってもらい、皆さんがいきいきと暮らす姿を周囲に見せるとともに、井原の魅力などを多くの人々に伝えていってほしいと思います。
■大江小学校
松本舞花(まつもとまいか)さん
渡邉結菜(わたなべゆな)さん
〔質問〕
大江町にある空き家や空き地に、市外からたくさんの人が来るような、周辺にはない大型商業施設などを誘致することはできませんか。また、空き家・空き地の再利用についてどのように考えていますか。
(答弁)
企業誘致については積極的に取り組んでいますが、出店の最終的な決定は会社が行うものだと考えています。地域の活性化には市外からの誘致だけでなく、既に地域にある財産も活用しながら、一緒に取り組んでいきましょう。
空き家・空き地の再利用について、市ではインターネットを通じて、次に利用を希望する人に紹介する事業に取り組んでいます。今後も、効果的な解決方法を検討していきたいと考えています。
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