■高血圧を予防しよう!
血圧とは、心臓から送り出された血液が血管の内壁を押す圧力のことです。血圧は常に変動していますが、高い状態が続く場合、高血圧と診断されます。
高血圧の原因は、主に生活習慣因子や遺伝的体質が関係すると考えられており、高血圧を放置することで脳卒中や心臓病などを引き起こす恐れがあります。
▽高血圧の診断基準(日本高血圧学会より)
成人の診察室血圧値 140/90mmHg以上
▽高血圧を予防するために…
1.塩分を取りすぎない
食塩は1日に男性7.5g、女性6.5g未満を目指しましょう。
〔減塩のコツ〕
具だくさんの汁にする、麺類の汁は残す、漬物は控える、香辛料・香味野菜や果物の酸味を利用する、外食や加工品に含まれる塩分に気をつける。
2.適度な運動と休養
毎日30分以上の運動、1日8,000歩を目標にしましょう。
また、多忙な生活や精神的な緊張が続く時は、ストレスの解消と快適な睡眠を心掛けましょう。
3.禁煙・節酒
1日の飲酒量はビール…中瓶1本、日本酒…1合まで。
4.肥満を防ぐ
BMI22を目標にしましょう。
算出方法:体重(kg)÷身長(m)÷身長(m)
5.血圧にやさしい環境
外気温との差(5℃以内)や風呂の湯温(42℃より低く)には気を付けましょう。
普段から自分の血圧を知ることが大切です。血圧に不安を感じる人は、かかりつけ医にご相談ください。
問合せ:健康医療課
【電話】62-8224
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