星から宇宙へ

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■4年ぶりの「星の学校」
徐々にコロナ禍前の生活に戻りつつある昨今ですが、美星天文台でも実に4年ぶりに高校生向け観測実習「星の学校」を開催しました(主催…日本宇宙フォーラム・日本スペースガード協会・美星天文台)。まだまだ新型コロナウイルス感染症対策が必要なため、以前のような規模ではありませんでしたが、3月21日から1泊2日で全国から8名の高校生がプロの天文学者の元で観測実習を行いました。夜はあいにくの曇り空で実際に101cm望遠鏡を使って観測データを取ることはできませんでしたが、過去に美星天文台や国立天文台すばる望遠鏡で得られた観測データを使って、食連星の分光観測、新しい小惑星探査や、きれいな天体写真を得るための画像処理など、各々の興味あるテーマに沿って解析を行いました。中にはプログラミング言語を駆使して、天体画像の解析をする高校生も!たった1泊2日でしたが、研究者顔負けの成果を挙げていきました。星の学校での経験が、参加者の今後の人生において、なにかひとつのきっかけになることを願っています。
案内役：美星天文台技師　伊藤亮介

美星天文台のホームページ
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