■井原市長 大舌勲(おおしたいさお)
▽井原にしかない「本物」を次世代へ
新年明けましておめでとうございます。
令和6年の始まりにあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。
市制施行70周年を迎えた昨年は、井原まつり☆まんてん2023や市民体育祭をはじめ、さまざまな行事・イベントが市内各地で開催されました。市民の皆さまの楽しそうな姿を拝見し、まちに活気が戻りつつあることを嬉しく感じた年でありました。
このような状況を踏まえ、本市といたしましては、昨年スタートした「井原市第7次総合計画後期基本計画」に基づき、ふるさと井原を持続可能で発展性のあるまちとして未来へ引き継ぐため「だれもが活躍でき、しあわせを実感できるまち」の実現を目指し、ひとづくり、地場産業の活性化、安心な暮らし、魅力創出に向けた取り組みを積極的に推進してまいります。
さて、今年は、国立劇場(東京)ロビーに常設展示されております「鏡獅子」が、20年ぶりに本市へ里帰りいたします。平櫛田中美術館にて2月から展示いたしますので、田中渾身(こんしん)の力作を是非ご堪能ください。
ご承知のとおり、本市には、田中芸術の他にも星空保護区の美星町や井原デニムをはじめとした地場産業、ブドウや明治ごんぼう、美星満天豚といった農畜産品、そして先人から受け継がれてきた歴史や文化など、井原にしかない「本物」が多くあります。これらをさらに磨き上げることで、市民の皆さまとともに、本市の魅力や強みを次世代へつないでいきたいと考えておりますので、引き続きご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が皆さまにとって、笑顔輝く希望に満ちた一年になりますよう心からお祈り申し上げ、新年のごあいさつとさせていただきます。
■井原市議会議長 三宅文雄(みやけふみお)
▽市民に開かれた議会を目指して
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、輝かしい令和6年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
昨年を振り返りますと、5月8日から新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いが5類に変更され、長きに渡るコロナ禍もようやく収束の兆しが見えてまいりました。しかしながら、ロシアのウクライナ侵攻の長期化がもたらすエネルギーや原材料の高騰・円安による物価高の影響は、依然として市民生活や経済活動に重くのしかかっております。
このような中、昨年は新型コロナウイルス感染症および原油高騰対策として物価高騰の影響を受けた低所得世帯への給付金の支給や、全世帯への商品券を交付する元気いばら★暮らし応援事業を実施し、市民生活や地域経済の下支え・活性化を図りながら、本市のまちづくりの最上位計画である井原市第7次総合計画を着実に推進しているところです。
市議会といたしましては、令和5年度から一般質問のYouTubeでの配信、地元ケーブルテレビを活用した議会広報番組の企画・放映を行い、議会からの情報発信を充実させるとともに議会力ならびに議員力アップを図ることとし「市民にわかりやすい真に開かれた議会」を目指し、引き続き議会改革に取り組んでおります。
新しい年を迎え、今後も市民の皆さまの声を真摯(しんし)に受け止め、議員一人一人が研さんし、議会内で議論を重ね、市民の皆さまの期待に応えるべくさらに努力してまいる所存です。
本年も、一層のご理解とご支援をお願いいたしますとともに、皆さまにとって健やかで素晴らしい年となりますようお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。
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