■STOP!ヒートショック~冬の入浴は特に注意が必要です~
▽ヒートショックとは?
ヒートショックとは、暖かい部屋から寒い脱衣所や浴室への移動、熱い湯船に入るなどの急激な温度変化に伴い、血圧が大きく変化することで起こる健康被害です。気温が低くなる冬に多くみられ、失神や不整脈のほか、死に至ることもあります。
▽ヒートショックを予防するポイント
(1)脱衣所や浴室をあらかじめ暖かくしよう
脱衣所に暖房を入れる、浴槽のふたを開けておく、入浴前に浴室全体にシャワーを掛けるなどの方法があります。
(2)入浴前後の水分補給を忘れずに
水分補給をして、入浴による脱水症状を予防しましょう。
(3)入浴前は家族に一声掛けよう
早期発見のため、家族もこまめに声を掛けましょう。
(4)入浴前に掛け湯をしよう
心臓に遠い所から、足→腹→胸→肩の順に慣らしましょう。
(5)湯温設定は41℃以下、お湯に浸かるのは10分以内
心臓に負担をかけないよう、湯温は41℃以下、お湯に浸かる時間は10分以内がおすすめです。
(6)浴槽からゆっくりと出よう
立ちくらみを防ぐため、浴槽から上がる時はゆっくりと立ち上がりましょう。
(7)こんなとき、入浴は控えよう
食後すぐ(30分~1時間以内)、飲酒後、体調が悪い時や睡眠薬などの服用後の入浴は控えましょう。
入浴は、体の清潔、疲労回復、リラックス効果など、心身の健康につながる大切な生活習慣です。
ヒートショックを予防して、入浴を楽しみましょう!
問合せ:健康医療課
【電話】62-8224
<この記事についてアンケートにご協力ください。>