今月の“クローズアップひと”は、井原市出身で県外で活躍され、井原を応援してくださる人を紹介します‼
■これからも遠い地から井原を見守り続けたいです!
故郷への感謝と誇りが力に
蔦川忠義(つたがわただよし))さん(79歳)=(埼玉県上尾市)=
▽膨らむ郷土愛
関東在住でふるさと井原を応援する人が集う伝統ある東京後月会。この会の世話役として活躍する西江原町出身の蔦川さん。「井原鉄道に乗って井原に帰る時はいつも車窓に広がる旧山陽道の街並みや山と川の景色に、安心と懐かしさで心がいっぱいになります。遠く離れて暮らすと、望郷の念にかられて、若かりし頃の夏休みに小田川で泳いだことや町のあちこちで“バッタンバッタン”と織機の音が力強く響いていたことが思い出されます。年を重ねるごとに、郷土愛が膨らみますね」と笑顔で語ります。
▽離れた地で井原を発信
東京後月会が発展することを目指す蔦川さん。「デニムやブドウ、明治ごんぼうなど、どこにも負けない資源が井原にはあります。しかし、井原の知名度は低いと感じています。同郷で、関東で活躍されている人は大勢いらっしゃいます。そういった方にご協力いただきながら、多くの人に井原をアピールしていただくことが認知度向上につながると考えています。これからも井原を誇りに思い、東京で行われる井原のイベントなどの情報をたくさんの人に発信して、応援していきたいです」
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