■井原市長 大舌勲(おおしたいさお)
▽「住んでよかった、住み続けたい」井原を目指して
新年明けましておめでとうございます。
令和7年の始まりにあたり、謹んで新春のお慶びを申し上げます。今年の干支は「巳」です「。巳」は復活と再生の象徴とされ、巳年は新しいことが始まり、成長と結実の年と言われています。
本市におきましても、長く続いた新型コロナウイルス感染症による閉塞した時期を乗り越え、感染症流行前の活動や市民生活が、形は変わりながらも戻ってきたと感じております。
しかしながら、人口減少問題など本市の将来に影響するさまざまな課題もある中において、これまで以上に柔軟かつ豊かな発想で本市の成長に結びつけることが必要です。
そのためにも「第7次総合計画後期基本計画」「第2期元気いばらまち・ひと・しごと創生総合戦略」に掲げる各種施策を積極的に展開することで「だれもが活躍できる元気な井原」の実現をめざしてまいります。また「こどもまんなか社会」の実現に向け、引き続き子育て支援の充実を図るとともに、特に若い世代の本市への移住を後押しする各種支援の実施、さらに民間事業者と連携し雇用対策を展開していくなど、本市が抱える課題に真真しんし摯に取り組み、各施策を着実に推進してまいります。
まちづくりの主役は「ひと」であり、まずは「ひと」が元気であること、また幸せが実感できることが大切であります。市民の皆さまが「住んでよかった、住み続けたい」と思えるまちづくりに全力で取り組んでまいりますので、引き続き皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
結びに、本年が皆さまにとって、笑顔輝く希望に満ちた一年になりますよう心からお祈り申し上げ新年のごあいさつといたします。
■井原市議会議長 三宅文雄(みやけふみお)
▽「安全で安心して暮らせるまち」を目指して
新年明けましておめでとうございます。
市民の皆さまには、令和7年の新春を健やかにお迎えのこととお慶び申し上げます。
わが国の経済の先行きについては、雇用・所得環境が改善する下で、各種政策の効果もあって、緩やかな回復が続くことが期待されています。しかし、地方においては少子高齢化の進行により、生産年齢人口の減少に歯止めがかからず、労働力の不足、経済規模の縮小などの課題が深刻化しています。
特に、昨年は「人口戦略会議」で新たに消滅可能性自治体となるなど、本市を取り巻く厳しい現実が明らかとなりました。
市議会におきましては、一昨年9月に設置した特別委員会において人口減少時代の施策の在り方について調査・研究を行い、去る12月定例会で学校園の規模の適正化、適正配置について報告を行い、本市の教育環境の充実に向けた提言を市へ行ったところであります。こども第一を主眼に、保護者や地域住民の意見を十分に聴き、計画策定がなされるよう取り組んでまいります。
また、新年を迎えた今年は、現在の議員任期の最後の年であり、4月には改選により新しく18人の議員が誕生いたします。
厳しい社会情勢の中でありますが、市民皆さまの負託を受けた市議会として「安全で安心して暮らせるまち井原」を目指して、諸課題に取り組んでまいる所存です。
本年も、一層のご理解とご協力をお願いいたしますとともに、皆さまにとって和やかで素晴らしい年でありますようお祈りいたしまして、新年のごあいさつといたします。
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